ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー
運動会シーズンの到来です。子どもつながりのママ友に保育園で働いている人がいます。
その保育園は園庭がないので「運動会とかどうしてるの?」と聞いたところ
「○○体育館を借りてやってるのよ」とのことでした。
そうか、体育館で運動会をやるところもあるんだよね、
そういえば末の子の保育園の運動会もあいにく雨天で急遽保育園のホールで小さく運動会を
やったことあるなあ、と室内でやった運動会を思い出しました。
今回は室内での運動会を撮る場合を考えてみました。
玉入れは上を向いてやる競技なので観覧席からでも撮り易い競技です。ただしこれも子どもがどこから玉を投げるかによってちがうのであらかじめ子どもに大体の場所を聞いておきましょう。「練習のときはどのへんにいた?」などと聞いて置くと参考になります。
作例(1)は観覧席ではなくフロアから撮っていますが端っこにでよいので球を入れるカゴを入れてフレーミングすると玉入れだということがわかりやすいでしょう。また、もし「近くから撮りたい」と思う場合はあらかじめ記録係や広報担当に立候補しておくという手もあります。もっともそういう場合は自分の子だけでなく皆をまんべんなく撮ってあげましょうね。
観覧席からでは大きく撮るにはズームが不可欠です。また、室内で暗いこと、動きの速い子ども達の写真を撮る、ということを考えるとやはり一眼レフと望遠ズームがお勧めです。ISO感度は出来るだけ高くしてなるべく速いシャッター速度を使うか、スポーツモードで撮りましょう。室内なのでシャッター速度を速くといっても限界がありますが最低限1/250秒は確保したいところです。
体育館内の光は自然光ではなく人工の照明なので色がかぶることがあります。私は普段WBは太陽光に設定しているのですが、そのまま体育館で撮ったところ作例(2)のような色になりました。WBオートで撮ると作例(3)のようになり肌色も自然な色あいに撮ることができます。
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あらかじめポジションの下調べをしておく
これは屋外での運動会と同じことなのですが、特に体育館では観覧席が限られている場合が多いので気をつけましょう。お弁当を食べる席の確保のあとは自分の子どもがどの位置でどちらむきに走るのか、または演技するのかなどあらかじめ調べておきましょう。シャッターチャンスは限られています。直前になって「後姿しか撮れない」という事態だけは避けたいものです。