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結婚式を撮るVol.116 2013年05月17日更新

今年もジューンブライドの季節が近くなってきました。日本では6月は梅雨の時期なので必ずしも結婚式に向いている季節とはいいがたい気がしますが、やっぱりこだわるカップルもいるでしょう。若いときは友人から頼まれて結婚式の写真を撮ることが多かったのですが、最近は新郎新婦の親から頼まれて撮る事が多くなってきました。気付けば私たちも年ごろの娘を持つ母になっていたわけです。ということで今回は結婚式の写真を撮る時のコツを紹介します

作例(1)できれば正面から

作例(1)できれば正面から

作例(2)斜めからならケーキは切って

作例(2)斜めからならケーキは切って

ケーキカットは新郎新婦の上半身アップで

ケーキカットのときに大抵は「カメラをお持ちの方はどうぞ前へ」とか言われることが多く、新郎新婦の周りに人垣ができます。狭いスペースにたくさんの人が群がるので正面のポジションから撮れるとは限りませんが、出来れば正面付近から撮りましょう[作例(1))。このときフレーミングは二人の上半身アップくらいにして縦位置で撮るとちょうどいいフレーミングになります。このくらいの大きさで撮っておけば顔も表情までわかる程度の大きさになります。あまり引きすぎて全身入れようとすると顔の表情の印象が弱くなってしまいます。正面から撮ればこフレーミングにケーキも全部入れることが出来ます。もし正面がとれなかったら、斜めからでもいいでしょう。ただしこの場合ケーキを全部入れようとすると縦位置ではうまくフレーミングできません。横位置にしても中途半端な空間が出来てしまいます。この場合はケーキは端っこだけ入れてきってしまいましょう[作例(2)]。主役は新郎新婦ですから二人を優先してフレーミングします。また、新郎新婦が二人ともカメラ目線にっなっているときか、同じ方向を向いているときを狙って撮りましょう。別々の方向を向いている絵柄は結婚式の写真としてはあまり印象がよくありません。

作例(3)イメージカットは後ボケも考えて

作例(3)イメージカットは後ボケも考えて

作例(4)ケーキのアップもイメージに使える

作例(4)ケーキのアップもイメージに使える

イメージカットもおさえておく

私が結婚式の写真を撮る時は、後でフォトブックにして渡すことが多いのでイメージカットもおさえておきます。フォトブックにするとき、中途半端に空いてしまったスペースを埋めるときやちょっと写真が足りないときなどに便利です。[作例(3)]は乾杯の前に撮ったカットです。二人の横から新婦のグラスを撮りましたが、後ボケに新郎のグラスを入れて「二人感」を感じさせるようにしてみました。イメージカットの場合、主役にピントを合わせて背景や手前をぼかすといい感じに決まりますが、ボケは第二の主役と考えてフレーミングしましょう。ウエディングケーキんも結婚式っぽいアイテムなので、イメージに使えます。特に最近のケーキはデザインもおしゃれです。昔は(バブルの頃かな~)天井まで届いちゃうようなイミテーションのケーキでしたが今のケーキなら十分イメージを盛り上げてくれます。ケーキ全体を撮ってもいいのですが、[作例(4)]のように思い切って、フレームから切ったほうがイメージっぽくなります。


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