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ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

書初めのスナップVol.148 2013年12月27日更新

さて、お正月までカウントダウンに入ったこのごろ、皆様げんきにおすごしでしょうか。一年間山ちゃんの写真教室にお付き合いいただきありがとうざいました。来年もよろしくお願いいたします。さて、なにかお正月とか冬休みらしい写真が撮りたい、夏休みは外遊びが多いので撮る機会も多いのですが、冬はなかなかむずかしい。初詣とかかなあと思っていたところ次女が「宿題の書初めおばあちゃんちでやろ~っと」と言っているのがきこえてきました。これも撮っておけば思い出になるよね、と思って実家にカメラとお習字セットを持って行ってきました。今回は書初めのスナップを撮ってみました。

斜め前からだとちょっと普通すぎ

とりあえず斜め前から撮りました。普通だとこういう撮り方になるのではないでしょうか。窓からの光が逆光になるようにしてあえてノーストロボです。室内の照明の色が少し出ていますが、ダイレクトにストロボを使うのは個人的にあまり好きでないのと、和室で天井が木目のため天井バウンスもできないのでしかたがありません。こういったなにかしているときのスナップは何をしているのかがわかるように撮るのがコツなので、手元は絶対に写るようにしましょう。ただ、ちょっと普通すぎると思ったのでポジションを変えてみました。

作例(1)斜め前から

作例(1)斜め前から

正面から手元も入れて撮る

作例2はポジションを変えて真正面から撮ってみました。横位置のままだと無駄な空間が大きくなってしまうので、縦位置に構えて手元の半紙と子供の上半身をアップにするつもりで撮りました。このほうが手元がよく見えますし、書いている文字もわかりやすくなります。室内ですので引きがない(後ろに下がれない)こともありますが、標準ズームの広角側(24ミリ)を使って撮りました。このほうが望遠で後ろのほうから撮るよりも迫力があります。光は右側の障子越しに適度に拡散された光が入ってきているのでちょうどいいです。

作例(2)正面から

作例(2)正面から

ローアングルで顔が見えるように

さらにもうちょっと低い位置からカメラをかまえて撮ったほうが顔が写るので表情がわかりやすくなります。このときの筆を持つ手の位置ですが、出来るだけカメラに近いところを書いているときのほうが迫力が出ます。つまり半紙の上のほうの一文字目を書いているときです。ピントは顔に合わせて撮りました。顔が下を向いているので暗くなってしまうのを避けるため+1補正をかけています。障子が画面に入らないようにすればこの程度の補正で大丈夫です。

作例(3)カメラを低く構えて

作例(3)カメラを低く構えて

書き終わったら全体が入るように一枚おさえておこう

書き終わったら全体が入るように一枚おさえておきましょう。どんな文字を書いたのかわかる写真を一枚残しておくとよい記念になります。作例では半紙を置いたまま書き終わった状態で撮りましたが、別に手で持って立っているおところを撮ってもいいと思います。こういった買い初めのような作品はずっととっておくのは大変ですが写真にすればあとに残すことが出来ます。工作やお絵かきなど傑作が出来たときは写真に撮っておくと、年月がたった後も子供の作品を楽しむことが出来ます。

作例(4)完成したら全体がはいるように一枚

作例(4)完成したら全体がはいるように一枚


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