カメラのキタムラスタジオマリオカメラのキタムラ

デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!

閉じる

ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

公園でのスナップを撮るVol.259 2016年03月04日更新

3月に入ると日に日に暖かくなってきます。屋外が気持ちよい季節になってくるので、ちょっと出かけようという気分にもなってきます。我が家ではもう子供たちもそこそこ大きくなったので子供たち自身が忙しくなってしまい、週末の家族でのお出かけは少なくなりましたが子供たちが小さかった頃は天気さえ良ければ近所のちょっと大きな公園によく遊びに行ったものです。今回は公園でのスナップを撮るときのヒントを紹介します。

トランポリンは高速シャッターで

私が子供のころはこんな遊具なかったよなぁ、と思うものの一つがトランポリンです。競技に使うような反発の強いものではありませんが、どうやら空気を使っているらしく、上に乗って飛び跳ねると高く弾むので子供にとっては楽しい遊具のようです。夢中で飛び跳ねている子供たちは楽しそうな笑顔いっぱいなので、とても良い表情の写真を撮ることができます。こういった飛び跳ねる動作で遊んでいるところを撮るには、やはり一眼レフがおすすめです。シャッター速度の設定が自由にできないコンデジやスマホだと、動きを止めるのに十分な高速シャッターが選択できないことがあるからです。低速シャッターで撮るとぶれてしまってきれいに撮れない場合があります。(作例1)1/500秒以上の高速シャッターに設定するか、スポーツモードを使うなどしてブレを防ぎましょう。(作例2)

作例1 スローシャッター

作例1 スローシャッター

作例2 高速シャッター

作例2 高速シャッター


白いトランポリンの反射で顔が明るく写る

いくつかの公園でこのタイプのトランポリンを見かけましたが色はいずれも白でした。光の具合としては白い大きなレフ板の上に乗っているようなものですから、光が綺麗に回り子供たちの顔も明るく写ります。晴天の日でも顔が下を向いていると写真に撮ったときに顔が暗く写ってしまうことが多いのですが、このトランポリンの上にいると、下から光が反射して顔を明るく照らしてくれるので、下を向いている瞬間でも、顔を明るく綺麗に撮ることができます。良い表情の瞬間を狙ってアップで撮るのもいいと思います。(作例3)

作例3 下を向いていても顔が明るい

作例3 下を向いていても顔が明るい

滑り台は一人より二人

滑り台は昔からどこの公園にもある遊具ですが、一人で滑っているところより、つながって何人かで滑っているところを撮ったほうが良い表情が撮れます。子供たちもやはりお友達や兄弟とつながって滑り降りるのは楽しいらしく、私が見ている限りでは一人で滑っているときよりも何人かで列車のようにつながって滑り降りてくるときの方が表情も明るく、楽しそうです。

後ろの子も写すには斜めの角度から

何人かで滑り降りてくるところを撮るなら少し斜めの角度から撮るのがおすすめです。真正面から撮ると一番前の子は見えますが、後ろの子が陰になっていて見えません。(作例4)できれば斜め前の角度から撮るか、カーブしている滑り台なら、カーブを曲がった後の子供たちに対して斜め前の角度になった瞬間を狙いましょう。(作例5)この時AFモードはAF-Cにするかスポーツモードにセットしておくとピンボケを防ぐことができます。

作例4 正面

作例4 正面

作例5 斜め前から

作例5 斜め前から


LINEで送る
 
年賀状印刷なら最短1時間のカメラのキタムラ 2025巳年(令和7年)
年賀状印刷なら最短1時間のカメラのキタムラ 2025巳年(令和7年)