修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.05.27
駅前のお店に一パック250円とこなれた価格の金柑があり、四パック買おうとしたら200円で良いという。ならばと五パック買っちゃいました。一時、一パック500円前後していました。
合計830gあります。好みの金柑ジャムを作るのです。
問題は種を如何に効率よく捌くかになります。二つに切りますと両方に種が残り面倒になります。其処で種を切断しないよう金柑を転がし切りにします。そうしますと片側に種が残り包丁の先で取り出すことが出来ます。
種は重要な要素で不織布袋に入れペクチンを抽出します。1リットルの水にクエン酸(2~3g)を加えますと効果的です。15分程煮出しましますと粘性ある液体になります。
実は薄く刻みます。果糖で滑りますから注意が必要です。大方をミキサーに掛けても良いですね!次回は、そうした作り方を試してみます。
抽出したペクチン液を加え20分程弱火で煮込みます。焦げ付きを防ぐ意味でも杓文字でかき混ぜます。出来上がるまで火元から離れられません。
皮が柔らかくなりましたら砂糖を加えます。最初から砂糖を加えますと皮が固いです。今回、甜菜糖200gとザラメ40gにしました。尚も15~20分程弱火で水分を飛ばします。糖分を加えたことでペクチンに粘性が出てきます。火を止める目安は、杓文字から滴り落ちる場合は早すぎます。 ゆっくりと滑る頃合いが目安になります。冷めると粘性が増します。小皿に少し取り、冷蔵庫で冷やして目安にするのも良い方法です。(直ぐに冷えますから)
出来上がりはと申しますと法華の太鼓です。保存瓶4本の金柑ジャムが出来ました。
早速友人に届けましたら、
「今朝早速ジャムを頂きました。外見からして美味しそうな色でしたが、食べてみてなお美味しく頂きました。甘味も程良くいつもより余分にパンを食べてしまいました。」と、お礼のメールを戴き手前味噌の金柑ジャムでした。
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