修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.06.10
災害時にと広い歩道に植え込みがあります。植え込みの中へ近所の方がサクランボの樹を植えちゃいました。摘果しないため小粒ではありますが、色づき始めヒヨドリの餌になってしまいます。今週は雨降りの予想で早々と発生しました台風1号崩れが大雨をもたらすと言います。水を吸い上げると風味が損なわれますから、その前に摘んできました。
良い色づきですね!大凡2Kg前後と思います。味見をしますと酸味を持ち合わせて美味しいです。小粒でも大粒でも種の大きさは、さほど変わらないのですね! 種と果実を如何に分けましょうか?
フードプロセッサーに掛けて見ました。粉砕の見極めですが、粉砕されるうちに種が刃に当たる音がしてきます所で終わります。種まで粉砕すると分別が難しくなり、食感を損ないます。
仕分けしたサクランボの種は粘性が無いのです。柑橘系の種ですとニュル~としていて、ペクチン抽出が出来ますね! 試しにクエン酸を加えてみました。ニュル~が無いとダメのようです。市販のペクチンにします。
火にかけますとご覧の状態サクランボは灰汁が多いようです。
生食なら灰汁毎お腹の中。料理の際は灰汁取りをしますね!何故でしょうね!
コマ目に灰汁取りを致します。ペクチン(2袋22g)を加え、水分を飛ばしていきます。
果実の皮が軟らかくなったところでザラメ100gと甜菜糖100gを加え、尚も水分を飛ばします。
水の中に落として水分状態を確認する方法もあるようですが、今一馴染めません。
小皿にとり冷蔵庫で冷やして粘度の確認をします。傾けた小皿に対し、赤矢印方向に流れにくい状態が火を止める目安としています。
酸味を持ち合わせ美味しく出来上がりました。最後にブランデーを加えるともそっと美味しいと思いますが、日本酒では、ね!
昭和34年10月発売。星野哲郎作詞・浜口庫之助作曲歌謡曲「黄色いサクランボ」がありましたね!
最初はスリー・キャッツが歌い後にゴールデンハーフによりリリースされました。
黄色いサクランボはどの様なサクランボなのでしょうか?聴かれた方々の青春時代の解釈と申しておきましょうか!答えは「言わぬが花」のようです。
間もなく手の届く値ごろ感になります。一粒ずつ味わいながら青春時代を思い出して下さい。
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