修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.07.01
奇しくも昨年の津久井在来大豆の初日と同じように梅雨雲が垂れこめておりましたが、雨上がりで蒸し暑い昨年と違い体に優しい気温で有り難い。
懐かしい友の顔と再会し、今年1月に仕込みました味噌談義に花が咲きます。
受付を済まし、地元農家の石井さんより今年度のオリエンテーションを受けます。
作付面積は去年と変わらずで、参加者も繰越組と新規参加者を加えると変わらずとの事でした。今年は、津久井在来大豆作りと味噌作りの転機のようで国と神奈川県の支援を仰ぎ法人組織を目指します。又、津久井在来大豆保存に向けて元種大豆の育成にも努めるようです。一度は、行方不明になりました宇宙大豆が、再度打ち上げられ無事戻り、三会場で播種されます。根小屋地区には10粒が配分され地元中学生の手で大事に育てられます。
発芽した時の子葉が鳥害に会わないよう避忌剤を塗布した大豆と株間の目安の棒を渡されます。
宇宙大豆は、子供達による播種になりますから避忌剤を塗布せず、防鳥ネットで保護します。
最初は株間の目安を体で覚える為に測り棒を使いますが、効率が悪いですから左足を棒代わりにして大豆を落としていきます。時々狙いが外れ、屈んで修正を致します。
このような感じで播種して行きます。一方屈んでいます。的が外れたようです。
2枚目の畑には厳選した大豆で元種大豆を育てます。
蕎麦友は播種と撮影で忙しいようです。
隣の畑に雄雉が首を出しました。雉は番で行動しますが雌は保護色の為見つけづらいようです。普段雉を苛めませんから、参加しておりましたお子さんが喜んで近間迄見に行きます。
本作業に先立ち播種した丹波黒・白の作上げです。早や雑草が芽吹いています。
鳥害を免れた畝は白い花が5分咲きでしょうか?草丈も腰ほどに成長して小昆虫による虫媒が進んでいます。鳥害後に再播種した畝も順調に生育しています。
根小屋の風に負けないほどに茎が太くなっています。適度の播種量が功を奏しています。
檜原村では播種人に個人差があり、間引きをしなければならない畝も出来ました。
たねまき権兵衛は偉い。
昼食後、もう一枚に播種して蕎麦の作上げを致す頃には予報通り降雨となりました。
開耕機に興味を示しました原宿のお姉さんが仮免許取得?に向け雨中練習をします。
足を取られるのと濡れた土の重さで真っ直ぐとは行かないようです。免許証はオートマ。
開耕機はマニアル。クラッチとアクセルの加減を勉強した次第です。
童謡の歌詞にも歌われました桑の実です。熟した実は甘酸っぱく美味しく子供のおやつでしたが、今では見られない光景です。地元でも忘れられた存在で喜ぶのは都会人だけのようです。2回に渡り摘みました実を冷凍しておいたのをジャムにしてみました。
水分と飛ばしても粘性が出てこないですね!桑の実煮と言ったところです。
でも、酸味と甘さを持ち合わせた素材は好きです。
桑の実430gにザラメ50g・甜菜糖100gで仕上げました。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。