修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.09.02
20日の種蒔きと耕運は天気予報とにらめっこで23日に順延。蕎麦作りに参加して初めての事でもある。例年なら降雨に縁の無い上天気で暑い中の種蒔きになります。所が、虫の居所が悪いのか?早々と太平洋高気圧が熱中症で後退し秋雨前線が南下してきたのです。
予報では回復しているはずです。早起きしてみれば低く垂れさがった雨雲で高層住宅も霞みます。大丈夫かいな!取り敢えず蕎麦友との待ち合わせ場所へ急ぎます。
上りの中央道は事故渋滞。下りは順調に流れ八王子インターを下りることが出来ました。
でも、僅かに零れ落ちた雨がウインドーで潰れていきます。午後からは回復するとは言うものの不安な気持ちの中、街路樹百日紅の花に迎えられます。
蕎麦作りは百日紅の開花と共に始まり、紅葉する頃に収穫を迎えます。百日紅蕎麦と命名しましょうかね!
例年、尾張国から耕運のお助けを頂いいましたが、都合で望めません。
困りましたね!トラックターと耕運機とでは作業量に差が有ります。耕作面積も地域高齢化により、少しずつ広がっています。昨年に続き若干増えるのです。
そこで、昨年、津久井在来大豆と味噌作りに参加し、蕎麦友と手打ち蕎麦を披露して深く交流した縁で相模原市根小屋の農家の方に相談を持ち掛け、お助けを戴けることになりました。到着したトラックターに便乗して畑に向かいます。
流石トラックターです。力強いエンジン音と共に耕していきます。
撮影しているとひょうきんな参加者が手を伸ばし邪魔をしたのです。男は何時までも子供心を持っているのですね!
事前の現地視察をしたとは言え、傾斜のある畑の耕運は気苦労があったと思います。
2時間ほどで2面の耕運が間もなく終わります。
画像中央の桑の木が大きく枝を広げています。枝打ちしたいね!の言葉に「鋸あるよ!」と準備宜しい仲間がおりました。
足元の身づくろいが違う仲間が上り太い枝を払います。そっちの枝も落としては、気楽な傍観者です。お互い年ですから気を付けましょうね!
お陰で日当たりが良くなりました。
枝を払いましたらアケビが顔を出しました。収穫の頃には色づきますね!
手入れを忘れられましたお茶の樹に実が鈴なりです。利用法はありますかね!
新たに参加しました野ギャルの助けを借りて蕎麦友が種蒔き権兵衛を操作します。
腰を入れませんと進まないいたってアナログ的な農具です。
野良着はモンペに限ると九州から取り寄せました野ギャルです。
初めて体験する農作業。種蒔き権兵衛も体験しました。腰が伸びちゃってますヨ!
隣では、従来の人力による種まきをしています。少しぐらい従来の方法で無いと撒いた気がしないのです。
作業は捗り、一面を残したところで昼食です。でた~ぁ。清里料理人がお重を開きました。
参加者より早く起きた手作りの品々です。小さなお団子が並んでいますのは、もち米しゅうまい。ホタテの具をもち米で包みました。細やかな料理です。いなりの味付けが美味しゅうございました。俺、卵焼きが食べたいな~ぁ。は調布の蕎麦友。弁当を買わなければ、と反省したのは私だけでは無かったようです。
種蒔き権兵衛の手伝いもありまして、2時には全ての作業が終わりました。
今年は、道具のお陰で撒きすぎも撒き足らないことも無いと思います。
根小屋からのお助け人に数馬の湯で汗を流して戴きたかったですが、慣れない山道故、陽の在るうちに帰って行きました。一同、感謝の気持ちで一杯です。
次は今週末、夏蕎麦の実りが残念な結果になりました根小屋での秋蕎麦への挑戦が待っています。
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