修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.09.02
梅干しを好んで食すわけではないが、手作りしたくなった。元々保存食なのだが出回っている中に賞味期限の記載があるものもある。時代が替わると保存食で無くなるらしい。
事前に作り方をWebで調べるとカビを生やして失敗との文字がある。難しい物なのかと思う。
完熟梅を1.5Kg購入。熟れた良い香りがします。水洗いしてキッチンペーパーで水分を拭います。その後、生り口付いている小枝を取ります。
カビを生やさないためにはどうするかと考え、無水エタノールで殺菌することにしたのです。純度は99.5%以上で強力な殺菌作用と思っていました。所が、純度が高いのが良いとは限らなかったのです。元看護婦の方によりますと、消毒には76.9~81.4%で希釈しないと効果が無いと教わりました。次回は気を付ける事にします。因みに無水アルコールは高い。
失敗の無い塩加減は15%が良いのですが、辛すぎます。取り敢えず12%で作ることにしました。無水アルコールで殺菌した後、焼酎45度で再度殺菌。梅の重量1.5Kgですから、粗塩125gになります。
NHK番組あさイチで食中毒の落とし穴が放映され、ミニトマトのヘタ部は実の部分に比べ細菌数が驚くぐらい多いと専門家が説明していました。
番組は仕込んだ後でしたが、生り口は凹んでいますから念入りに殺菌したのは正解でした。
塩を塗し厚手のビニール袋に詰めます。残りました塩を最後に敷き詰めます。
重しはペットボトル2リットルを2本。終われば飲んで邪魔になりません。
念のため全体をもう一枚のビニール袋で覆います。
7月5日に漬け込んでから5日目梅酢が上がってきました。熟した良い香りがしています。
漬け込んでから10日目、重しを半分にしました。
漬け込んでから17日目。カビが生えていないか確認をしました。梅酢が澄んでいますから大丈夫のようです。このまま、土用の日を迎えられればと思います。
漬けこみから21日目。土用干し。天候が宜しくありません。梅干し作りの方の願いはカ~ッと晴れることのようです。一日だけ干して梅酢の中で1週間揺られる事になりました。
梅を購入したときには赤紫蘇がありませんでした。どちらかと言うと赤梅干しより生成が好みです。赤紫蘇漬けも捨てがたいですね!先日大豆作りで根小屋に出掛けた際に近所の方から頂いて別途梅酢で漬けました。最後の天日干しになります。
梅の表面に白い物が。。。此処でカビを生やしてはシャレになりません。水分が蒸発して塩の結晶が出来たのです。拡大鏡で確認してしまいました。一安心です。
随分萎びちゃいましたね!1.5Kgが一パック分になってしまいました。
来年は量を増やし、更に減塩を目指そうと思う。大豆作りに参加している方は9%で作ると言う。教えを請わなくては。。。
残りました梅酢は、どの様に利用しましょうかね!
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