修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.09.09
夏場の手入れと申しますと除草が主な作業になります。暑い中、お集まりいただきましたお陰で雑草が生えていないように見えます。
それでも畝間を歩きますと雑草(シロザ)が見つかります。大豆迄抜かないよう根元を長靴で押さえ引き抜きます。
6月18日に播種した在来種の鞘が膨らみだしました。
花が咲き始める頃になりますと害虫も活発に活動します。豆コガネは葉を食害します。
カメムシは鞘の中を吸引して大豆の品質を落とします。
薬剤の使用と共に姿が減少したツチイナゴ。野原の何処にでも生息しており、足を踏み出すと無数に飛び出したものでした。
宇宙大豆も順調に鞘が膨らんでいます。何せ株数が少なく宇宙大豆商品化までには時間が掛かり当初の予定は3年。計画が繰り下がり5年の月日を要すようです。
青い地球を眺めて来た大豆の味は!!ロマンが膨らみますね。
三河島大豆を戴きました。徳川家康が三河より持ち込み荒川区三河島付近で栽培させた早生種です。昨今、在来大豆の栽培が見直されています。埼玉県でも県内に残っている在来種を研究しています。
夏蕎麦に挑戦しましたが、無残な結果になりました。秋蕎麦を試みますが、絡み合った夏蕎麦を処理しなければなりません。トラックターを入れる前にロラーで潰します。絡み合った蕎麦に行く手を阻まれ大変な作業となります。
先日訪れました北本市阿き津の御主人も高温が原因では、と話されていました。
農作物の生育環境とは難しいものです。
大豆は35度を超えますと花が落下して鞘が育たない。地球温暖化が確実に進み食糧自給率、生育環境を脅かします。九州でバナナ・マンゴーが実る時が来るのでしょうか?
熱帯性感染症は願い下げですが。。。
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