修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.09.30
埼玉県北本市に野暮用で出かけたのです。送迎車を待つ間にロータリーをぶらぶら。
JAあだち野農産物直売所を覗いてみました。お~ぅ。地元産の無花果を売っております。
大きいパックのお値打ちがありました。これから用事を済まさねばなりません。予約をしておいて帰りに受け取るか?と悩み、結局、帰りに寄ることにしましたが、売れてしまいました。残念。それでも一パック残っておりジャムにすべく持ち帰ることにしました。
熟した無花果の皮を剥くのは難しいですね!実の枝柄部分(木になっていた部分)は比較的剥きやすいのですが、先端に行くにつれ絹布のように薄くなり、実離れが悪い。皮が入りますと綺麗な仕上げになりません。ピンセット迄は持ち出しませんでした。トマトなら湯引きで簡単に剥けますが良い方法でもありますでしょうか?
幼き頃、東京都葛飾の庭に無花果の大木があり、夏になりますと毎日笊一杯の収穫がありました。未だ豊かではない時代、甘い無花果は御馳走でした。
風袋?(剥いた皮)を除きますと560g。140gが風袋でした。
糖度が高いので加えるグラニュー糖は控えめの10%。
火に掛けました途端、何処に潜んでいたのか果汁が溢れてきます。
若干ですが、灰汁が出るようです。丁寧に掬います。
此処で問題が起こりました。元の白い部分が真綿のようで火が通りにくいのです。
次回は、もそっと包丁を入れることにします。
煮詰まってきましたね!香り付けにブランデーを加える事で大人の風味になります。
無花果はペクチンが豊富のようで程良い粘りが出て来ました。
と言う事は、腸をお掃除してくれる食物繊維が豊富と言う事になります。
好物の無花果ジャムの出来上がりです。ブランデーを加えた事でより綺麗な色身に仕上がりました。朝食が楽しみになります。
後日、阿波国の蕎麦友さんの奥様と同席する機会があり、出来たてを差しあげた次第です。その際、サクランボジャムのお礼を言われました。私も初めてであり、サクランボの風味が新鮮であったようです。
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