修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.10.07
秋の彼岸の連休初日、中央道は首都高から渋滞をしている。一般道で桧原に向かいます。
心配は台風15号の強風の被害です。村役場近くにあります畑は谷を巻いた風で軒並み枕を並べてお休み状態。降雨もあって作業を断念。
天井を低くした雲より雨は降り続ける。山を越えればと一途の望みに掛けて車を走らせましたが、着いてみれば一段と雨脚が強いのでありました。このまま作業できずに帰るのか?下川乗自治会館で雨宿り1時間、思いが通じたのか?雲が切れてきたのです。
蕎麦の花は可憐でが、自ら子孫を残すことが出来ず虫媒が頼りです。
下川乗地区の畑は谷を駆けめぐりました風によりなぎ倒され、一部は茎が折れています。
それでも立ち上がろうと花は陽に向かっていました。
このまま様子を見るか?手助けをするかを協議した結果、後々の再倒壊を考え起こしてロープを張ることになりました。要所要所に杭を打ち付けます。
気落ちした心を慰めてくれたのはテントウムシ。「自然に任せろヤ~」と呟いた気がします。
翌日、相模原市根小屋の大豆畑を訪れた際、蕎麦の倒壊の話をしたのです。
「農家の方は自然に任せろ!倒れた蕎麦を苛めてどうする。素人は手を掛けることが愛情と考え違いをしている。」と苦言を頂戴しました。
初め手で抱えて起こすことにしましたが、範囲が限定され効率が悪い。
山側に「お起し人」が並び、蕎麦菜の下に竿を通し、掛け声と共に起こしに掛かります。
谷川から山側に土寄せてからロープを張ったのです。それにしても効率が悪いのは否めない。山側手前の「好き嫌い女王」は、雨が上がりの陽射しによる日焼けを避け完全武装。素顔を拝めない身支度です。移動は、蟹歩き。腰が。。。となりましてボヤク事しきりです。
何とか道路下三面の畑の作業が終わりました。
道路上の二面の畑も見事に頭を並べて倒れています。
蕎麦友は倒れた蕎麦菜を見つめ放心状態。昨年は130Kgの収穫がありました。
今年は、どれ程の減収になりますか?目論見では五割。それ以上の収穫があればお年玉です。作業は、日のひかりがうすらぐ4時まで続き、大かたを残し、改めて参加者を募り完了させる予定です。
「好き嫌い女王」が新しき農作業手袋のお披露目です。
表側は指先まで防水加工がされて指が汚れない。甲の部分は通気性ありで、親指の部分に些少ではありますが、タオルが縫い付けてある。汗ふきにもなると効用を自慢げに話します。ま~ぁ。若き野ギャルはお洒落が重要のようです。
以前、汚れを嫌い、ゴム手袋をした際、思いのほか手からの汗で気持ち悪い思いをしたそうな。野ギャルから見ればおやじ軍手は色気が無いそうです。
それならば、と色違いをお願いいたした次第です。
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