修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.11.11
11月に入りましても温かい日が続きます。何でもジェット気流が北海道の北にあり、シベリア寒気団が降りて来られない。困りものです。と申しますのも東京の自宅の渋柿を何時収穫して干し柿作りをするかなのです。温かいとカビが生えやすい。何時までも収穫しませんと熟してしまう。又、実りの秋は野鳥にとってもご馳走のようで一部、啄まれておりました。
高枝鋏でチョッキンともぎ取りました数は、昨年の3倍以上の70個余にもなりました。
皮を剥くときに汚れが付いてはいけませんから水洗いをします。
皮を剥かれた柿は培養地みたいなものです。カビ防止も含めヘタの部分を45度の焼酎で殺菌します。
家人は知らん顔で隠居人の孤独な皮むきです。生産者は回転式の皮むき機でクルクルと道具の力を借りちゃいます。其処までは拘れませんで、包丁でシコシコとなるのです。
でも、包丁が走りました痕跡が手作り感を醸しだしています。
皮を剥きましたらカビ防止と殺菌を兼ねまして熱湯に潜らせます。
あ~れ!鍋の底にモズクの様な黒い物体が。。。灰汁でしょうか?タンニンでしょうか?
余りに大きいので5個ずつ紐で括ります。
都会での干し柿作りは目立ちますね!庭の物干し竿に吊しまして終了です。
暫くの間は道行く方が、「あ~ら」となるのです。
1週間ほどで渋が抜けてアンポ柿となりますが、隠居人は乾燥が進んだコロ柿風が好みです。そして、干し柿羊羹を作ろうと思います。
押し寿司の型に今年漬けた赤紫蘇を敷き、干し柿を並べ包み、重しを掛けて作ります。
赤紫蘇の塩味と干し柿の甘さが相まって、美味しく仕上がります。
後日、檜原村数馬の湯を訪れた際、百目柿(百匁柿:百匁=375g)を販売しており、渋柿との事で2個求めました。百匁迄はありませんが328gの立派な大きさです。
拙宅の柿も大きいですが、百目柿はでかい。親子ほどの違いがありますね!
干し柿にしたらどれ程の大きさになるか楽しみです。
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