修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.11.11
神田さくら小学校をお借りして「さくらリバイバル」なるカメラ修理同好会があります。
隠居人は非常勤講師として相談や指導に当たっております。
此の度、会員が復活させた民具での撮影バス旅行を企画し、友人と参加した次第です。
10月22日の空模様は生憎の雨。降ったり止んだりとなりました。
最初に訪れましたのが、前橋市にありました衛生所兼医学校を移築した明治館。3月の震災の爪痕が壁の亀裂として物語っていました。
町々にも震災の爪痕として屋根にブルーシートが目立ちます。
NHK朝ドラ「カーネーション」にも登場するSinger社製の足踏みミシンがありました。
時代的にどちらが古いか?判りませんが、台に絵模様が施されています。
平成15年の保存修理工事の際、屋根に目地漆喰を施した職人さんが残した鏝絵の作品。
漆喰とは、石灰に海藻糊(ふのり)とスサ(麻の繊維)を混ぜたもので、昔の家の壁は竹を格子状に編み土と粘土を混ぜたのを塗り、漆喰で仕上げてありました。現在では神社仏閣か粋人の住宅にしか見られなくなりました。
平岩弓枝著:新・御宿かわせみに鏝絵の記述がありますね!神林東吾の忘れ形見、神林麻太郎が師事しているバーンズ医師の住む家の外壁に鶏の鏝絵があり、「鶏の館」と呼ばれている診療所があります。来日して日本文化の素晴らしさに感激し、住まいとしたものと思います。正に職人の技を越えた芸術です。
庭先で鮮やかに咲いている花を見つけました。綺麗だ!花の名が判りませんでfacebookに投稿し「花の名は?」と問いますと「秋名菊(別名:貴船菊)です。キク科ではなく、アネモネ科と同じキンボウゲ科みたいです。」と書き込みがありました。
早速、Webで調べますと色違いがありますが、白が一番宜しいようです。
残念ながら、本年度分は完売だとか。。。(泣)
靴店のウインドーに二眼レフが小道具として飾られていました。店主が昔、使用したのでしょうか?時代を超えましても絵になります民具です。チョコチョコ見かける光景ですね。
隠居人が愛用する土屋鞄製造所の会長さんも写真機好きですので、お店の小道具として使われています。某TV局のニュース番組にもマミヤプレスが小道具として置いてありましたね!
遺伝子の悪戯による異質の兄弟の招き猫。カラーコンタクトをしている訳ではありませんが、左右の目の色が違います。霊感を感じたのか?目を開いた所で撮影出来ました。
同じようにFacebookにコメントがありました。
一つは、霊感が強いらしいです。(ばぁちゃんが言っていた)と
もう一件は、タイ王室ではカオマニーと言われて大事にされている。と
何とも神秘的な瞳をしています。
庭石は大きさを考えませんと後のち困るようです。今更、動かせん。と塀からはみ出しています。
オイラ番犬だぞ~。叩かれても痛くないようヘルメッットを被り、怪しい人物が見分けられるよう眼鏡を掛けています。可愛すぎますね!
八百屋の店先で見つけた「むかご」。結構なお値段です。塩茹でにしてビールのおつまみやむかごご飯で戴きます。
「むかご」は山芋の蔓に出来る子孫を残すべき小芋です。植え付けると、何年かして大きく成長する様です。埼玉菜園でも植え付けて数年になりますが、掘り上げるのが大変のようです。
最古の学校で国指定史跡になっています。詳細は隠居人が記述するよりWebでご覧下さい。
http://www.ashikagagakko.jp/
直ぐ傍には「足利氏宅跡(鑁阿寺)」もあり、観光客が多いのでしょうね!それとも、足利氏のご威光でしょうか?周辺は整備されて綺麗でした。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。