修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.11.25
あくまで目安では在りますが、播種した日から数えて75日で蕎麦は収穫できると言う。
しかるに当初の刈り入れの日にちを18日と予定をしていたのですが、枯れ具合が今一つと言うことで繰り下げを決めていたのでした。
所が17日昼過ぎに現地より連絡が入り刈り取ると言う。根小屋までは遠い。利用客が少ないから、朝晩しか直接現地に入るバス便が無い。すると、迎えに行くから別ルートでとの事でPM1:14分発の急行橋本行きに飛び乗ったのです。
迎えが来るまでブラブラタモリをしちゃいました。菊が好きなのでしょうね!幾分峠を越えました鉢が沢山並んでおりました。菊は長持ちするから良いね!
PM3:00に蕎麦畑に到着。枯れ始めていますが、幾分早いみたいですけどね!
ま~ぁ。花も同じですけど下の方から花が咲き実となりますね!先の方の実が枯れる頃は、実が落ちてしまいます。その位の完熟度が宜しいのです。
当初は麦用の機械で刈る予定でした。麦は茎が枯れてから刈り取りますから刈りやすい。
蕎麦は、茎まで枯れると実が全部落ちてしまいます。手な訳で機械刈りが出来なかったようで手刈りとなったようです。日没まで1時間30分しかありません。
マケに頭数が足りません。
急いで結束します。束ねるのはお手の物と言う物の5畝の広さがあり、殆ど結束がされていませんでした。麻ひもで、はざかけしやすいようにX状に結束します。
結束した束をハウス迄運びます。
陽は丹沢の山陰に入ってしまいました。闇が襲ってきます。急がなくては。。。
闇と駆けっこをして負けてしまいました。当然ですが、畑に街灯などありません。
瞳を大きく開き、残り僅かな結束をして軽トラに積み込みました時は、闇に包まれてしまいました。作業中は感じませんでした寒気も体を包みます。
鳥のご馳走にならないようハウス内に運び込みました。
機械脱穀も篩の目が細かすぎて上手く行かなかった玄蕎麦を持ち帰りました。
改めてみましても若干、刈り取りを急いだようです。
翌日、蕎麦の膳:たかさごに持参して出来を見て頂きました。実の粒が大きい良い出来と話され、奥様が口に含むと甘いとの事。蕎麦を打ち上げた風味は如何なのでしょうか?
風味が良ければ根小屋産蕎麦の栽培が増えるかも知れません。
19日も根が屋を訪れました。午前中は泣き出さないと期待したのですが、泣き出しちゃいました。城山も雨のスクリーンで霞んでいます。午後になると雨脚一段と強く城山も見えなくなったのです。
刈り取りました蕎麦は雨脚強く、はざかけの用意が出来ません。
作業を地元の方に託し帰宅した次第です。
実の状態を改めて見ましても粒が揃い大きな実です。
根小屋は土地柄、風に悩まされるのが難点ですが、蕎麦を育てる方が皆無の土地です。
蕎麦を育てる方がおりますと、育てている品種により雑交配されてしまいます。
それに、思っていた以上に小昆虫が沢山住み着いていますから、虫媒に頼る蕎麦にとって素晴らしい環境です。
先日、ブロッコリーを頂きました。食べました娘が、臭み無く美味しいと言います。
花だけでなく花茎まで柔らかく他ではお目にかかれないブロッコリーと思います。
野菜が美味しく育つ土地は蕎麦も風味豊かに育つ土地と確信致します。
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