修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.02.24
年明け6日に根小屋蕎麦を味わう会がありましたが、都合悪く参加できない方、味わった方が話だけで夫婦間の亀裂に発展してもと同伴で出席された2組と隠居人を含む10名が根小屋蕎麦を堪能いたしました。
手打ち蕎麦を習う前は、玄蕎麦を引きぐるみした茶色いものと隠居人も同じ考えでした。
製粉に手間を掛けました江戸蕎麦は淡い鶯色。丸抜きして甘皮毎石臼で挽きますから上品な淡い鶯色となります。一同お店に着きました時は、牛込仲町たかさごの店主が打っている最中、席に付きますと挽きたて・打ちたて・茹でたての三たての根小屋蕎麦を味わった次第です。損所其処らの蕎麦では無い。限られた人たちが味わえる相模原市緑区根小屋の神奈川県産十割り蕎麦です。
二種類の味噌をブレンドして程良い硬さの蕎麦味噌。箸の先に付けて舐めれば常きげんが進みます。男性より女性の方の観察力は鋭い。作り方をたかさご店主に質問攻めをしておりました。
事前に届けられた津久井ふるさと玉子で出汁巻き玉子を味わう。
名店の蕎麦汁が入って焼き上げればふわふわ。固く焼き上げます鮨屋の玉子焼きとの違いですね!蕎麦は十割。出汁巻きも100%玉子の繋ぎなしです。
チョイと口直しに青森産のモズク。隠居人、以前は食しませんでしたが、モズクは美味しいですね!青森の冷たい海で育ちましたモズクは細く潮の香りが美味しゅうございます。
侮れない蕎麦店の天麩羅。最上級の胡麻油で揚げていますから幾らでも食べられちゃう。
危険な天麩羅でもあります。
根小屋からお持ちいただきました焼き葱。霜に当たり、自己防衛で糖を蓄えた葱は砂糖でも掛けたのかと思う甘さでした。
名店たかさごを訪れた際は、逃してはいけない蕎麦掻きです。
前回味わいました方も話だけを聞きました方も寡黙になる程です。
その食感は、あわ雪のような滑らかさの中に蕎麦粉が自己主張した弾力と香りがあります。
ほっぺたの落ちる一時を過ごさせていただきました。
時間的にお客様が入り出しました所でお開き。常きげんで火照りました頬を冷やしながら神楽坂をそぞろ歩き。陶器店のウインドーに陶製のひな人形を見つける。掌に納まる可愛らしさでした。
飯田橋セントラルプラザ内に区界を表す標識が埋め込まれています。
楽しい番組ブラタモリでも取材された場所ですね!
行政上、微妙な位置に建ちました建物ですが、両区で大岡裁きが行われたようです。
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