修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.03.23
肌も綺麗だ!値段がこなれたやや大玉のデコポンが目に入りぶら下げてきました。
生食が一番ですが、ジャムを作る事にしました。皮はピールにと、皮むきの際に傷めないよう切り込みを入れて実を取り出します。
各々の袋の薄皮を丁寧に剥がします。下拵えに手間が掛かりますが、ジュサーでガ~ッと粉砕して、後程、袋を除く方法もあるようです。
クエン酸を用意します。
クエン酸を加え、冷凍保存してありました柚子の種からペクチンを抽出します。
若干、皮を加えた方が見栄えも宜しいし、美味しく仕上がると思います。
苦みを抑えるために2度程湯がきます。
抽出した柚子ペクチンに皮・ほぐした実・グラニュー糖200gを入れ煮詰めます。
浮き上がりましたアクは丁寧に取り除きます。
あれ~え??ジャムらしくならないのです。
細胞膜?が強靭なのか粒粒のままなのです。これでは、甘い粒入りジュースの様相でシャレになりません。おまけに味見をすればとても苦いのです。
デコポンはジャムに向かないのか?他に原因?があるのかです。
仕方がありませんが廃棄したのです。
ピール用に湯がいた皮を味見しました。苦くていけません。同じように廃棄をしたのです。後程、Webで検索しましたらデコポンの皮には苦味があるとの記述がありました。
でも、苦さが後を引き消えないほど苦いのでしょうか?そうでも無いようで、皮を加えてジャムを作った方がいるようです。
気を取り直し、残りましたデコポンで再挑戦をしてみました。
残っていた柚種でペクチンを作りましら、是がとんでもなく苦いのです。苦味の犯人を一つ見つけました。柚ジャムの時に抽出した際には苦味は感じられませんでした。
冷凍保存している間に変化したのでしょうか?
もう一つの犯人であるデコポンの皮を加えるのは避けてみました。
粒感を残す為に3個は、丁寧に下拵え。ジュサーを片づけるのも面倒ですし果実絞り器で2個絞ります。簡易でありますが、細胞膜?が破壊されています。
ペクチンを作れません分は、市販のペクチンとゼラチンを代用。
甘さの補完にグラニュー糖200gを加えました。
デコポン自体酸味が少なく、とても甘いジャムになりました。酸味も美味しさの秘訣とばかりにレモン半分の果汁を加えるとバランスが良くなりました。
綺麗な色味に仕上がり、朝食が楽しみです。
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