修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.06.29
今年の蕎麦打ち合宿は伊豆市天城湯ヶ島支所生活改善実習室をお借りしました。
現地までナビで案内されたのですが、途中で「考え中」となり、迷いながらの現地到着となりました。素晴らしい施設でお骨折り戴きました地元の方に感謝です。
初日の参加者は、日帰りを含めまして24名。翌日3名の参加が予定された盛況な合宿となりました。
隠居人、葱きり奉行を退任できないようです。
オークションで手に入れました元料理人の薄刃有次、刃渡り21cmもありますプロ用の包丁です。落札後、阿波国の蕎麦友さんに研いで頂き、日本刀鍛造の流れを引き継いだ和包丁は恐ろしい切れ味です。
チョイト小腹が空きまして野菜の即売所で求めた朝取りのトウモロコシを頂きます。
先行隊は混合節を使い一番出汁がほぼ完成していました。
砂糖・味醂を加えた生返しを漉し布で漉して、出汁を合わせると辛汁の完成です。
チョイト荷物が重くなりますが、お土産として名店の辛汁を持ち帰ります。
蕎麦打ち合宿ですね!先を競うように手前蕎麦を打ち出しました。
20人が一斉に打ちましても食べ切れません。隠居人は遠慮することにしました。
お蕎麦屋さんの天麩羅の揚げ方を教わります。衣の溶き加減。小麦粉を溶くときは掻きまわすと粘りが出ますから叩くように溶きます。
油は最高級100%の胡麻油の贅沢さ。しつこさが無い軽さなので幾らでも食べられます。
たかさご会の美女3人を従えて天麩羅職人になりました。
天麩羅は脱水作用なのですが、是ほど難しい料理は無いと先般NHKで放映された際に深川「みかわ」の店主が話されていました。
いつぞやゴーヤの天麩羅をTVで見た記憶がありました。早速、野菜の即売所に走り購入しました。参加者、ゴーヤの天麩羅?疑問符の目をしておりましたが、ゴーヤの苦味が弱まり、油で舌の味蕾がコティーングされますのでそれ程でも無いのですよ。
始めて食すゴーヤの天麩羅に拒絶反応はありませんでした。
贅沢に十割り蕎麦と天麩羅。左から、海老・ナス・インゲン・空豆。
空豆の天麩羅?普通はしないですよね!殆どの参加者が初体験です。何でも有りが、合宿の良いところです。
お代わりしてしまいました。山葵葉・インゲン・山葵葉と青ネギの掻き揚げ。
山葵葉は初体験です。伊豆と言えば山葵。地質の違いか?伊豆の山葵は風味が違います。
薬味に使い余りました葉の部分と山葵葉を刻んで掻き揚げとしました。この創作掻き揚げが人気でしたね!ビールをプシューと開けて二皿目を食べてしまいました。
湯ヶ島温泉小太刀荘に宿泊したのは20名。蕎麦とは違った料理に舌鼓。何度も名湯に入り疲れを癒します。
丁度、ほたる祭りの期間に当たり、宿より提灯をお借りして夜道を歩きます。
相手を求めるホタルの光は幻想的でした。
部屋に戻り酒盛り。蕎麦談義に花が咲き誇り、床に入りましたのは日付が変わっておりました。
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