修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.07.06
6月16日は降雨で根小屋大豆畑作業はお休み。夏蕎麦の出来を確認したかったのですが、17日に繰り下がり天城湯ヶ島蕎麦打ち合宿と合致してしまいました。
其れは心配だろうと津久井在来大豆と味噌作り参加者が自宅PCに画像を送って頂いていたのです。帰宅後に開くと期待できる状態でした。一つ大きな懸念は台風4号の動きです。
23日に根小屋を訪れました。茎の太いトウモロコシは、折れてはいませんが根本から倒れています。
相当吹き荒れたようで、太い栗の木もご覧の通り折れていました。
蕎麦は空芯菜に似て中が空洞です。強風には弱い構造ですね!
更に被害を助長したのは虫媒により受粉が完了し、実がたわわに実り、頭でっかちだった事です。強風に絶えきれず折れてしまいました。
沢山の実を付け垂れ下がった枝。当たり前ですが、成熟前に栄養補給路を断たれますと胚乳が未成熟になってしまいます。薄茶色・緑色は未成熟ですから唐箕にかけますと軽いのでゴミとして飛ばされてしまいます。自然の驚異には勝てませんね!この時期に台風など来なくても、の悲しい気持ちです。
救いは一月後に播種した二番手でした。同じように強風で煽られましたが立ち直っています。
花も咲き始めた所で収穫が見込めそうです。
夏蕎麦は梅雨の最中に育ちます故、新蕎麦が楽しめるのみで風味に欠けると申します。
でも、根小屋の土壌が美味しい蕎麦へと育ててくれると期待しています。
折れた実を持ち帰り、隠居人の道具であるノギスで計測してみました。
三角形の実の底辺と頂点を計ると4.5mmから5.00mmの大きさでした。立派な実になっていたのですね!返す返すも残念でなりません。
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