修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.07.20
5月17日、自宅のパンジーへツマグロヒョウモンチョウが飛来しました。
たまたま飛来したのか?食草であるパンジーに産卵場所を求めに来たのか?様子を見る事にしました。
暫く様子を観察していましたが、産卵をしたのか?分かりませんでした。
例え産卵されて孵化しても最初は見つける事が出来なかったと思います。
それから一月後の6月22日に大きく成長した幼虫を見つけました。その姿は毒々しい容姿をしています。鳥に見つけられて食べられないようにとの擬態なのでしょうね!
普通なら退いてしまうか?補殺なのでしょうね。
前日、幼虫が居た付近を探すとパンジーの枝にぶら下がり蛹になろうとしています。
翌24日には蛹に変身しました。蛾の蛹とは違う蝶類の形ですね!
腹の部分に光輝く紋があります。撮影した時に其の内の一つが光を反射しています。
反射する物体を鳥は嫌うようです。稲穂が実りを迎えるとキラキラテープを張りますね!
レフレックスレンズも鏡が反射しますから、知らずに使用すると撮影仲間から顰蹙を買うようです。
傍らに脱ぎ捨てられた鎧?が横たわっています。
正しく抜け殻ですね!隠居人抜け殻になるにはもう少し時間がかかります。
蛹になってから一週間、そろそろ羽化する頃と思いますが、今朝(7月5日)愛犬クイーポと散歩に出た時に変化がありません。もう少し時間を要するのか?
一時間後、様子を見ましたら羽化が終わり休息をしていました。
羽化の様子を撮影出来なかったのと神秘的な営みに立ち会えなくて残念です。
抜け殻になった事でお腹の部分の光輝く紋は輝きを失っていました。
羽化から一時間。間もなく伴侶を求めに飛び立つのでしょうね!
もし、自宅の花壇のパンジーに幼虫を認めたならば見守ってほしいと思います。
パンジーの花も盛りを過ぎ、次の花と入れ替わります。パンジーの他に食草が有るのか?
ツマグロヒョウモンチョウにとって厳しい季節になろうとしています。
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