修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.08.31
刈入れを睨んで秋蕎麦の播種を計画しましたが、AM9:00から雨雲に覆われるとの予報です。都会人農夫としては辛いですね!現役が主ですから予定を変更して次ぐる日にでも、とは行かないのです。更に播種に先駆け相模原市根小屋から耕運のトラックターの応援を頼んであるのです。
携帯の目覚ましにAM5:30に起こされました。6時には現地の状況が分かります。
支度をして駅で連絡を待つ事にします。受け取りました情報は雨が降り出した。との事でしたが一縷の望みを抱いて決行と決まりました。
檜原街道に入りますと山裾にまで雲が下りていますが、降りだすまでには至っておりません。
蕎麦畑のある「しもかわはし」で根小屋からのお助けトラックターを待ちます。
橋の欄干に蜘蛛の巣が張られ獲物を待っています。待つている事は雨は降らないのか?蜘蛛は傘を注せないから雨宿りの場所に移動すると考えますが。。。それとも濡れても張り子と違い大丈夫なのでしょうか?
どうやら雨雲の到着が遅れているようです。根小屋からの助っ人のマフラーから力強く排気して耕運が始まりました。トラックターの入れない下の畑では自前の耕運機が唸りを上げています。
流石、機動力です。僅かの時間で深く耕運されました。
山裾に近い畑は雑草の種類に違いがあり、株自体が大きいのです。
大きな根を人力で集め廃棄します。画像では傾斜が無いように見えますね!結構きつい傾斜なのですよ!おまけに耕運されて足元がおぼつきません。隠居人の足が衰えたので無いようです。
道路下の3面の播種が終わり、種蒔きごんべえが上がってきました。
以前は人力の播種。人力ですと播種する方に寄り蒔き量に違いが出るのです。時には蕎麦菜を育てているかのようになってしまいます。蒔き量を一定にすべく去年から種蒔きごんべえをお借りしています。それでも種蒔きごんべえを走らす速度に寄りましては蒔き量に違いが出てしまいます。もう少し遅く!!それでは遅すぎると多くの船頭から指図が飛びます。
山間に昼を告げるチャイムがなります。昼飯か?ダメダメ!!雨は待ってはくれないと播種を優先し、昼飯は後回しとなった次第です。
やれやれと腰を伸ばす者。蕎麦畑を見ながら感激に浸る者。12時20分作業終了、山の神は雨を降らせる事をしませんでした。
下川乗自治会館で食事を始めると雨雲が山を駆け下りだしました。播種後の降雨は吉兆。
豊作に繋がりますでしょうか?昨年は台風の風に煽られ収量が落ちてしまいました。
今年は、4月に早々と根小屋夏蕎麦を襲いましてささやかな収量となりました。
今月現在15号まで発生した台風は、太平洋高気圧に進路を阻まれ西に向かっています。
願わくば、秋になって檜原村が東に位置する進路だけは取らないで下さいね!
この後、仏沢夏祭りに参加して手打ちそばのお店を出す事になっています。
数馬の湯で汗を流し、長い一日は続きます。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。