修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.09.21
何時しか埼玉菜園に向かう車窓からは稲刈りの季節と替わっていました。
暑かったでしょうから良い出来と思います。黄金色から大地の色合いに替わると秋風が吹き始めます。
一時より少なくはなったが、次郎柿の落果が収まらない。
犯人はヘタムシである。ヘタの部分から潜り込み実を食害する。栄養補給路のヘタから侵入するので樹上で腐敗して落下する。何やら音がしたので振り返ると実が落ちた。
みっけ~た!!割ってみるとヘタムシがいた。2度に渡る消毒をしたのだが生き残った。殺処分である。
予報では降雨の見込みであるが、何故か通り過ぎてしまう。
津久井在来大豆の鞘が黄変している。若干の灌水では間に合わないらしい。
葉迄枯れていないのが救いか。。。今月に入り利根川水系の取水制限が始まると伝えている。10余年ぶりの渇水である。
美味しい秘伝大豆の鞘が膨らんできた。でも鞘に茶色の虫食いが見られる。
消毒を施してはあるが、マメシンクイガ・アワノメイガに産卵されたか?
それと言うのも1回目の消毒から10日後に行う2回目の消毒が諸般の事情で出来なかった。その僅かな時差を恵みとして鞘に潜り込まれてしまったのか。
どれ程の率で潜り込まれたのであろう。何故、秘伝大豆が大きな被害を受けるのか?
秘伝大豆の旨さは半端ではない。マメシンクイガ・アワノメイガにとっても御馳走なのであろう。他の大豆も植えてあるのに秘伝大豆を選んで産卵する親はグルメなのだろうか?
遅きに期すが2回目の消毒を試みる。
少し離れた場所の埼玉在来大豆の鞘に黄変は見られない。
渇水に強いのか?生命代謝が弱いのか?10月半ばには楽しめそうである。
埼玉菜園を訪れる度に灌水した成果が表れてダイコンの本葉が育ってくれている。
慈しめば応えてくれるのが喜びでもある。
ところが、育ち始めた大根葉を「食草みっけた~ぁ!!」とカブラハバチに産卵された。
こっちとら暑いさなかに灌水して慈しんだのだ!!
フロフキダイコンの楽しみを奪うなと補殺である。
ほうれん草を播種したが発芽せず。ニンジンの発芽は僅かである。
暑さで発芽するのも億劫なのか?それとも楽しみをもたらせてはくれないのか?
奥から紅芯大根・小松菜とアブラナ科の作物は気難しくなく発芽する。
3回目のニンジンを播種してみた。もそっと萌芽して欲しい。
全体をカブラハバチの産卵を防ぐために防虫ネットで保護してあります。
お店では見られないニラの花を摘みました。
花が開かない状態で摘みますとニンニクの芽と同じような食材となります。
開いた花も天麩羅で味わうとオツとの事です。家庭菜園でないと味わえないニラの花です。
余り病虫害に遭わないだろうとエシャロットを植えてみました。でも、芽吹いたのは葉では無くネギ坊主のような花芽であった。
育成に付いてWebで調べますとエシャロットは殆どを輸入に頼りベルギーエシャロットとして区別されているのです。外観に大きな違いがあり、オマケに日本で栽培されているのは皆無との事。何とラッキョの軟白栽培したのを日本ではエシャロットと呼んでいます。軟白栽培とは、和ネギの白い部分を育てるように土を何度も寄せて白く長い葉を育てます。オマケに種苗店ではラッキョはラッキョ。エシャロットはエシャロットと別の名前で販売されています。紛らわしいものです。
本日、反省飲み会が新宿区仲町「蕎麦の膳・たかさご」であります。
手入れを早めに切り上げます。大江戸線上野御徒町に着くと携帯が鳴りました。
飲み会は欠席ですか?との阿波国の蕎麦友さんからでした。
欠席などするはずがありません。阿波国の蕎麦友さんが鳴門から取り寄せた鱧が待っているからです。以前、京旅行の際に人生初の鱧を味わい美味しさに驚嘆しました。
その後、買って鱧を食べたのですが薬品臭のする中島誠之助でした。
唯一、美味しい鱧を味わえるのは阿波国の蕎麦友さんが頼りなのです。
鬼が笑いますが、来年、余分に自家用を御願いすることにします。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。