修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.10.12
そろそろサザンカの花の季節ですね!お茶の木もサザンカもツバキ科です。同じツバキ科ですからサザンカに葉も花も似ています。感傷的になります初秋を癒してくれる白き花です。
ツバキの実は大きいですね!果皮が割れると黒く大きな種が現れます。
お茶の実も血筋ですから大きな実を付け、種も大きいです。
何でもツバキの実より搾りました天麩羅油は極上のようで胃にもたれず幾らでも食べてしまう危険な油との事です。隠居人、最後の晩餐に是非味わいたいものです。
台風17号の進路の予報が発表されるたびに東側にずれ、とうとう関東を縦断したのです。
注球温暖化の影響か?大型化していますね!
東側に位置した檜原村。山間を周って吹きつける強風に耐えられる蕎麦ではありません。
その為にロープを張り倒壊を防いでいたのですが。。。
泣き面に蜂とは、今年の檜原村での蕎麦作りを指すのでしょうか?最初に播種して土寄せの時期に見た光景は、緑の絨毯ではなく茶色い大地そのものでした。
始めは水不足にもなる程、雨が降らないのが原因かと思いました。
地元の方の話ではヤマバトが畑を穿っていたとの事でした。鳥害に遭うのは初めてです。来年は対策をしなければ学習したヤマバトの被害を再度、受ける事になります。
防鳥ネットはお金が掛かり過ぎます。忌避剤を選択しないといけないようですね!
仕方なく2週間遅れの追い蒔きをしたのです。
となりますと、生育に差が出てしまい倒壊防止のロープを低めに張らざるを得ませんでした。
結果、倒壊ロープの効果もかなりの割引となってしまいました。
再度の台風による被害を避けるために倒壊ロープの嵩上げを致します。
再播種しても鳥害に遭い疎らな畑には志気が下がります。
それでも美味しい蕎麦粉の為ならと、腰を伸ばし伸ばしの作業を続けます。
蕎麦は自家受粉出来ない作物、虫媒に頼るしかないのです。
蜜蜂もやって来ました。ハナムグリも花粉を集めにやってきました。
ささやかですが、受粉のお礼は花密です。仲間を呼び寄せて下さりませ。
そんな蕎麦畑に網を張る女郎蜘蛛。害虫はお任せしますが、受粉を助ける昆虫は見逃して下さりませね!
より多くの昆虫を呼び寄せるに甘味料のステビアを散布します。
山間を舞う風の向きが始終変わります。甘味料を浴びた隠居人は藪蚊に刺されること多しです。藪蚊も密を求めたのか?隠居人の吐く炭酸ガスが呼び込んだのでしょうか?
他の参加者は刺されないと申します。藪蚊に好かれた隠居人でした。
一部の参加者は数馬の湯に向かってしまいましたが、台風の被害が心配な相模原市緑区根小屋に向かいました。
パット見、被害を受けていないように白き花が咲いておりました。
所が、横から見ますと風に倒された様子が分かります。根小屋は山に囲まれた平地と台風の速度が速かったのが幸いしたと農家の方が話してくれました。
夏蕎麦は台風4号により甚大な被害を受けたのです。
願わくば、収穫までを無事に過ごせますよう祈らずにはいられません。
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