厚木だけでなく山梨の柳沢峠や、長野での撮影も多いとおっしゃる山田さん。
　すでに20年近く撮り続けているのが花のマクロ撮影です。
　最近の作品は土地土地の背景を生かして、その草花が育った環境までも表現することを意識しているとか。
　また、台風の影響で、今回は取材できなかった中津川などで、5〜6年撮り続けているのが、カワセミなどの野鳥。
　最初は遠くから望遠レンズを使って被写体を狙っていましたが、近年ではごく近距離で待ちかまえて撮るスタイルへ。
　冬場でも朝の4時ごろからシャッターチャンスを狙い、4〜5時間待つのもざらだとか。
　その集大成が先日、カメラのキタムラ厚木／林店でギャラリーとして展示されました。
　今回、「ぶらりわが街」のために山田さんを紹介してくださったのも、厚木／林店の馬場店長。
　厚木／林店はお客様の撮影テクニックの向上についても熱心に取り組んでいるお店で、店内は商品の展示だけでなく、ギャラリーや撮影会など様々な企画を精力的に実行し続けています。
　これもエネルギッシュな馬場店長の人柄によるものでしょうか。
　取材当日も、新しい企画のコーナー設置のために、馬場店長の指揮のもと、店内の一部が改装の真っ最中でした。
　山田さんは今後デジタル一眼レフカメラにもチャレンジしたいと語っています。
　パソコンを使ってRAWデータの管理も取り組みたいのだとか。
　秋の新製品の話になると、発売を心待ちにされている様子が伝わってきました。