湖底に眠っているような気持ちになる、瑠璃色の夜明け。心ゆくまで明潭の風光を堪能する。
■カメラ:ペンタックス645NII レンズ:80-160mm 絞り:f11 シャッタースピード:オート フィルム:プロビア100F 一段増感 撮影地:タイワン ザ・ラル
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自然のかたち。ヤシの木を乗せた宝船のようだ。
■カメラ:コニカミノルタα-7 レンズ:80-200mm 絞り:f8 シャッタースピード:オート フィルム:ベルビア100 撮影地:フィジー ジャン・ミッシェル・クストー
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───最近は街で若い人が、ひと昔前の一眼レフカメラを首から下げている光景をよく目にします。デジタル化が進んでいる中で逆行しているようにも思われますが?
携帯電話のカメラ機能が充実してきて、誰もが気軽に写真を撮れる時代になっていますが、写真のクオリティとはこのようなものだと思われてしまうことに、少し不安を感じていました。
しかし、若い人が一眼レフカメラを使ってちゃんと写真を撮ってみようとしているのは面白いですね。フィルムカメラの充実感を味わうことはいいことです。
ただ、これからデジタル化はますます進んでいくことでしょう。技術もかなりのレベルになっています。フォトコンテストの審査をしていてもフィルムとデジタルの見分けがつかないことがあります。
デジタルの場合は、ポジフィルムで撮ってダイレクトプリントしたものと比較してみても、シャドウ部の階調が豊かに再現されます。このようなそれぞれの特性を理解することが大切です。そのためには、デジタルで撮影したものでも、銀塩タイプのプリントで作品づくりをすることを、おすすめします。
───本日はお忙しいところを、ありがとうございました。
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