これからはデジタルでもクオリティを追求したい!


ガンマの調整

「ガンマ」では1.0が標準となります。数字が小さくなると暗く、数字を大きくすると明るくなります。

「ガンマ」では、最暗部と最明部はそのままに、中間調の明るさを調整できます。
「明るさ」の調整と違い、白飛びや黒ツブレをおこさないので、明るさを調整したい場合は、「ガンマ」の調整がより適しているといえるでしょう。
この効果はフィルムカメラでは実現できない、デジタルカメラならではの機能でしょう。

ガンマ:0.4

ガンマ:0.7

ガンマ:1.3 ガンマ:1.6


カラーバランスの調整


「カラーバランス」は色かぶりの調整によく使われます。
デジタルカメラの色はR(レッド:赤)G(グリーン:緑)B(ブルー:青)という原色で表現されるため、絵の具の混色とは勝手が違い、最初のうちは思った通りの調整ができないかもしれません。
フィルムカメラにおけるカラーフィルター効果は、デジタル写真の世界ではこの「カラーバランス」を調整することで、得ることができます。

赤をマイナスに、青をプラスにすることで元の作例の赤みを取り除いています。 ガンマの調整と組み合わせることで、氷の透明感が表現できました。

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