川野さんは行動力が大変旺盛で、興味を持ったものはとことん追求するというような、エネルギッシュな方でした。
取材前、以前は猟師だったと聞いていたのですが、ご自宅におじゃましてみると裏には板金工場があり、棚には製品のアルミケースが飾られ、その隣にはご自分で彫られたという木彫りの仏像も置かれていたり。
もちろん玄関先には、ご自分でしとめたという鹿の剥製が飾られていました。
いろいろお話を伺ったなかで、印象的だったのが、「フォトコンテストに応募して上位を狙うようでなければ、上達しない」とおっしゃられていたこと。
何事にも手を抜かず、目標を持ってしっかり前へ進もうとされる川野さんを象徴している言葉だなと思います。