フィルム写真には、精神面・技術面両方が求められます。

　気軽に写真を撮ることができるデジタルカメラに比べ、フィルムには数多くの制約があります。一番大きな違いは撮影枚数が限られていることではないでしょうか。それが故に、一枚一枚丁寧に、大事に撮ることが求められます。何を撮りたいのかを明確にしなければなりません。その上で、的確なピント・露出・構図などが必要になります。そして、失敗を繰り返すことで上達し、写真に対する自分の精神が磨かれていきます。それにより、周りへの思いやりも生まれるはずです。フィルム写真は『一写入魂』の気持ちが大切です。

フィルム写真の特徴を最大限に活かすには、
クリスタルプリントがおすすめです。

　写真は、プリントすることまでが一つの流れです。やはり、写真はプリントで残すことが大事。そして、フィルムの特徴を引き出すのならクリスタルプリントが最適です。透明感のある仕上がり、グラデーションの滑らかさ、立体感のある表現など、まさにフィルムの特徴を最大限に活かすことができるプリントです。フィルムが持っているたくさんの力を最大限に活用して、フィルムならではの作品づくりに挑戦してみてください。