フォトライフ四季

協力:カメラのキタムラ

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夏 vol.81 SUMMER|撮っておきたい それぞれの夏 たったひとつの夏をとらえる

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   写真の力 「水谷章人『極限の形象』より」

写真の力

水谷章人『極限の形象』より 作品名「躍動の水華」

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 選手よりも前に進み、道標をつくり出す水しぶき。近年、アートに近いスポーツ写真が評価されるようになってきた。スポーツの動きから生まれる水の造形に同じかたちは二度とない。予期できないからこそおもしろく、興奮がある。この作品は、熾烈な競争のなかにも華やかさがあることに気づかせてくれる。

撮影データ: キヤノン EOS-1D Mark IV、400mm、F3.5、1/1250秒、ISO3200、東京、2011.11.12、FINA競泳ワールドカップ東京2011

水谷章人

65年東京総合写真専門学校を卒業。70年に富士フォトサロンで個展「限界に挑むスキー」を開き、これをきっかけにさまざまなスポーツの一瞬をクローズアップして表現する作品を多数発表。93年に日本スポーツプレス協会会長に就任。01年からはJCIIスポーツ写真プロ育成セミナー「水谷塾」を主宰。主な受賞歴に講談社出版文化賞(81年)、日本写真協会作家賞(07年)など。
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