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散歩 Vol.1

街角を撮る

いつでもカメラを持ち歩いて気になるものを撮り逃がさないように

ステキに撮る
3つの
ポイント

  1. ゆっくり街を歩いておもしろい被写体をみつける
  2. 立ったり、しゃがんだり、いつもと違う視点で被写体を見る
  3. 時間や天気によって変化する光を活用する

正面から窓を撮るときは水平垂直に注意

水平、垂直が構図に入るときは、わずかな傾きでも不安定な印象になってしまうので注意する。カメラにグリッド機能が付いているときは、液晶画面表示された平行線を参考に水平を確かめながら撮影するといい。

店内の照明で温かみと奥行きを演出

店内の照明は温かみを演出するだけでなく、カーテンの向こう側に写るように撮影することで、奥行きを強調できる。

主役と脇役の配置で写真の主題を明確に

一番気に入った素敵な柄のカーテンを主役にし、他のカーテンやアクセサリーはポイントになるようにアップで撮影した。主役と脇役が決まっている場合、主役よりも脇役が大きくならないようにすると写真の主題が明確になる。

撮影状況

かわいいカーテンやオーナメントが、きれいにディスプレイされたお店の窓を撮影。直射日光が入らない歩行者専用道路沿いの窓を曇りの日に撮影したので、店内のライトが生きるように露出を調整した。

CAMERA DATA

カメラ ニコンD200
撮影モード 絞り優先AE
絞り F2.8
露出 -0.3
ISO 200
WB 太陽光

夕日の斜光で街並みを印象的に写す

夕陽に染まる街並みを斜光で撮影したので、陰影がつき街並みの立体感を表現できた。また、夕日の反射と影が作り出すコントラストの強さによりドラマチックなイメージを作り出せた。

気になるものをアップで切り取る

木箱に無造作につまれていた瓶の山を撮影。木箱を画面から切ることで、瓶が画面外まで並んでるように感じされる効果が生まれた。

ベストなアングルは動いて探す

正面から撮ると窓格子がかかってしまう暖簾の柄を、斜めから撮影。このように、被写体が動かせないときは、自分が動いてベストなアングルを探すことも必要。

背景をシンプルにして形を強調する

街灯を見上げるように撮影し、空を背景にした。空の青さが、街灯の形を際立たせている。また、画面中央に街灯を、白い柵を斜めに配置したことも構図のアクセントになっている。

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