このツイートの反応がよかったのでちょっと深めに語ってみようかなぁと思います。今日のきょう。その日のブログを書くって・・・。まぁでも生きた言葉がお客さんにも伝わりやすいと思うので・・・。とことん流されないと。波に乗ろう。。
中古カメラって買うお客さんもいたら売るお客さんもいてて、当たり前のことだけどワタシたちは不思議なところに立って仕事してるんだなぁ。って思います。さて、すいようびですね。
— カメラのキタムラ【公式】 (@camera_kitamura) 2018年6月6日
売りたい人と買いたい人の間に立ってる。
コンピュータが勝手にやっているような細かなシステム、法律のアレコレはわかりませんが。クルマ屋さんやマンションのような不動産やさんのようなことをカメラでやっているのがキタムラ。結構不思議なんです。当たり前すぎて受け入れているというか。直接取引も増えていますから、どんなことを求めてキタムラを利用していただいているか、を考えないといけないタイミングですよね。
フリマやオークションサイト。いろいろありますよね最近。ワタシは古本屋さんにもお世話になっていますが、思い出に残っているのはテレビゲームやさん。小学生のころ、今まで買ってもらったゲームをまとめて売りに行ったことがあります。クラスメイトがゲームソフトを売って、新作のゲームソフトを買ったことを自慢していて、それがうらやましかったんです。
カメラを売りに行く気持ち。
依頼者=使用者の場合、そのカメラに愛着があるんじゃないかなぁ。実際に店頭で受付するとき、「ちょっとズームが足りなくてさぁ。」だとか「これ、別売りのケースもついてるからね」とコメントを添えていただくことも多々あります。もちろん査定アップの期待もあると思いますが、それよりも「使ってきたんだなぁ」とワタシは真っ先に感じます。
反対に使用していた方と違う方・・・というかご家族さんが大半ですが、使用していない方が依頼者となるケースも多いです。この場合、年代モノのモデルをお持ちになるケースが多いです。なにより知識と圧倒的なデータベース、実績がありますので「キタムラの腕の見せ所」と勝手に認識しています。
依頼者にとって思わぬエピソードが発生するケースも多いです。カメラの中にフィルムが残っている場合や旧メディア(初代メモリースティックなど)がカメラにセットされたままになっている場合ですね。内容のチェックがすぐできるものであれば他のサービスをおすすめさせていただいています。「商売・営業」っぽく思われるかもしれませんが、持ち帰っても手が打てないものも多々あるので、CDに移したりすることはおすすめですね。無理におすすめはしませんので分からないことがあればなんでも質問してください。
【写真を撮るカメラにも思い出が残る】
金額だけど金額じゃない。
この会社に入ったばかりのころは、キタムラの接客は金額交渉や結果になる部分がほぼすべてだと思っていました。でもそれは仕方ないかもしれません。新品のカメラを紹介・接客している中でスイッチを切り替えて中古カメラの査定をする。状況に合わせて視点を変えてトークしないといけない。実践でもって気づくところだと思います。お客さんが求めていることが違う。全くの別人だということに気づかないと。
ただなかなか難しい。金額は相場で決まっていますから、機材へのリスペクトのようなものは言葉で伝えないといけない。買取もあれば、新品のカメラに買い換える(=下取り)場合もあります。買取として売却額の提案をするよりも価格交渉の一部として下取りで提案したほうがご納得いただけることが多い感じはありました。
カメラが集まる場所に。
あくまでワタシの感触です。使用感があるカメラに厳しいことを言うのはツライです。だってたくさん働いたということ。たくさんの時間を過ごしてきたという裏づけですから。
ほかのサービスに照らし合わせることもできます。飛行機にたくさん乗ったらマイルが貯まる。お買い物をたくさんしたらポイントが貯まる。でもカメラはたくさん使っても査定が下がる。・・・では面白くないよなぁ。なんて思ったりします。
これはキタムラが専門店ならではのキャンペーンとして続けている「なんでも下取り」に近い考えですが、キタムラが出来ることは新しいステップの後押しかもしれません。カメラそのものをやめるっていうのはちょっと寂しい。できるなら買い替えをおすすめしたいですよね。
※なんでも下取り=指定機種のカメラを購入する際、お客さまが持ち込んだカメラを状態にかかわらず1台に限って査定価格を保証するもの。故障品も対象。例:何でも下取り3000円→カメラを持ち込むと3000円引きになる)
経験が考え方を変える
小学生のころにゲームやさんに持ち込んだゲームソフト。結局10円とか100円とか駄菓子くらいの値段の査定ばっかりだったんですね。箱だって説明書だって大事にとっておいたのに。でもどうしても欲しいゲームソフトがあったから売却しました。今思えばすごくもったいないことをしたなぁ。と思ってます。たった1つのためにたくさんのものを手放してしまった。新しく買ったゲームも微妙だったし。
ゲームをカメラと置き換えて、この流れの中でワタシが店員だったら出来ること。少し考えただけで4つくらいはありますね。ゲームやさんだってキタムラと同じ専門店。専門店にカメラを持ち込むかたはカメラに愛着があったり、買い替えを検討していたり、金額じゃない部分を期待しているかたも一定数いるんじゃないかなと思うんです。そのニーズに応えたい。
それはいまよりお客さまにとって便利に。金銭面でお得になることも答えだし、カメラそのものに対して、そしてそのカメラとともに時間を過ごしてきたみなさんに対してできることを必死で考えることからもう答えの入口なのかなと思っています。こちらから切り出せる話題は限られていますが、期待に応えることはきっとできます。
最後になりましたが宣伝させてください(笑) 毎日中古カメラが入荷しています。毎日ログインしてお目当ての機種を探している方もいらっしゃいます。売却後のカメラにとっては「モノの幸せ」という点でキタムラはきっといい環境だと思います。オンライン査定で価格の目安はすぐわかります。カメラの買取・売却をご検討でしたらぜひキタムラにもお声かけください。店頭でも随時受付中です。 中古サイトにも遊びにきてくださいね。買わなくてもOKなんです、このブログでは毎週水曜日に中古に関連した記事を更新しています。次回もお楽しみに。【カメラのキタムラ/ネット中古へ】 サカイ