修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.04.29
昨年津久井在来大豆作りに初参加して今年1月に味噌を仕込んで以来の訪れです。
無機質色の城山も春の華やかさに応えるべく化粧を始めていました。
大豆作りには早いですが、今回訪れましたのは夏蕎麦に挑戦するためです。
本来なら夏より秋の方が風味豊かな蕎麦になります。あえて夏蕎麦作りに挑みますのは訳があります。昨年の津久井在来大豆作りの際蕎麦友と十割蕎麦を振る舞ったのです。
未熟乍ら評判宜しくそれなら地元で蕎麦を育て楽しもうとなりまして出掛けた次第です。
その際の記事です。
https://www.kitamura.jp/photo/repairer/2010/re595.html
農家の駐車場で綺麗な花を見つけました。アブラナ科の花でしょうか?十字花の紫の花がとても綺麗でした。
昨年小豆大納言を植えた畑に蕎麦を蒔くことにしました。大凡150坪程でしょうか。
皮算余の収穫量を40Kg余見込んでいます。
事前に連絡等を致しますと21日に畑の協力者が集まりますとの事。蕎麦打ち道具を持ち込みまして新宿仲町蕎麦店「たかさご」の店主が蕎麦打ちを披露しました。
奥様が、機械のように正確に切り出される蕎麦切りに感嘆の様子でした。
蕎麦を締める為に氷を用意しましたが取り越し苦労でした。根小屋の水道水は手がかじかみますほど冷たかったのです。
戸外で味わう蕎麦は格別です。昨年の蕎麦と比べられ「違うね!」となりました。
同じ蕎麦粉で打ちましても店主の蕎麦は違うようです。「弟子?は師匠をこえられね~ぇもんな~ぁ」と味わいました方々の印象です。
此処でも十割蕎麦談義になり、蕎麦の色と一寸蕎麦でない長い蕎麦が話題になりました。
蕎麦の色は黒いのと十割蕎麦は繋ぎを入れないと打てないのが一般概念ですね!
蕎麦は黒いとの概念は先人の罪でしょうか?十割り蕎麦が切れるとの概念も先人の罪のようです。要は収穫からの玄蕎麦の管理と自家製粉から生まれる江戸蕎麦。
根小屋の人々に楽しんで頂きました。種蒔きは5月6日と決まりました。其れまでに畑を作っておくとの事です。
又新しい知識を店主から教わりました。しっかり作られた辛汁に卵を入れて食す方法です。
チョイト前までは、お店で生卵と注文される方が多かったようです。卵を入れるのは「すき焼き」の時ばかりと思っていました。遠くから買いに見える人気の石井養鶏所(緑区根小屋1765-12・0427-84-3630)の朝取りの「はつたま(卵を産み始めた小さめの卵)」を割り入れて食べてみました。甘味が増し美味しゅう御座いました。
卵かけご飯が楽しみですから「はつたま」を土産にいたしました。人気の卵で予約しておくのが宜しいようです。(空き卵パックの持参が便利です)
青々と麦畑が広がる頭上ではヒバリの鳴き声が聞こえます。
野菜をお持ち下さいと気遣われ大根畑に行きます。地上部が太いのを抜くのですよと言われ蕎麦友が抜いた大根です。奇っ怪な形をした大根が抜けました。何処か臍曲がりだったのでしょうか?地下に異物でも在ったのか?不思議な育ち方をしたものです。
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