|
サイバーショットではじまった浜田さんのカメラライフは、すでにキヤノンEOS-1Dsをベースに、白玉と呼ばれる高級望遠レンズを数本擁する超本格的な陣営に。
最初からデジタル派の浜田さんのツールは、さらに処理能力が高いデスクトップパソコンやノートパソコンにまで及び、撮影現場でのRAW現像などが、快適なスピードで処理できるまでになっています。
そして、数年前に脚の手術をした浜田さんの活動には、車は切り離せません。重い機材をしょって撮影ポイントまで歩くことが難しいため、もっぱら車で近くまで行けるポイントばかりを選んでの撮影だとおっしゃいます。
愛車は去年撮影専用に改造し、後ろの座席をつぶして機材室に。常に機材を乗せたままなのだということでした。車があれば、撮影からプリントの一歩手前までの状態まで、すべて自分で行える環境が出来上がっていました。
|
デジタル写真の世界は進歩が早く、このような環境は数年前には考えられなかったでしょう。実際浜田さんも、以前は撮影から夜自宅に帰り、パソコンにデータを写すだけで、寝てしまうくらい時間がかかり、作品づくりの時間がとれなかったとおっしゃっていました。
この充実したツール群は、作品づくりを最優先に考えるからこその環境づくりなのでしょう。
浜田さんの作品にかける意気込みは並々ならぬものがありました。 |