“足元の自然”にこだわり、普段は見逃してしまっている
小さな草花たちにターゲットを絞り、
マクロレンズならではの表現を広めたい。

ネイチャーフォトグラファー
石井孝親


何気なく通り過ぎている道端の草花や、どこにでもある草原(くさはら)。しかし注意深く目を凝らしてみると、思わぬ発見と出会うことができます。今回ご紹介する石井孝親氏は、小さな頃から昆虫に興味を持ち、やがてマクロレンズを使った撮影に熱中。ある写真家の作品と出会ったことがきっかけになり、ネイチャー写真の道へ。その活動は趣味から仕事へと変化していき、現在ではアマチュア写真家向けに数多くの写真教室の講師も務めています。

【小宇宙(マツバボタン)】小さなマツバボタンもマクロレンズを通して見ると、不思議な形のオシベ、メシベに驚くだろう。まさに小宇宙。
■カメラ:キヤノンEOS-D60 レンズ:タムロン90mmマクロ F2.8 絞り:f2.8 シャッタースピード:オート(+1EV) ホワイトバランス:太陽光 ISO100 三脚使用 RAWからTIFFに変換 撮影地:神奈川県横浜市 7月


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