占部さん作品
【筥崎宮 神苑花庭園】白い冬ぼたんを半逆光により、花びらの奥行き感を強調して立体的に撮影。
 
占部さん作品
【福岡市動植物園】「花菖蒲」カメラのキタムラ第6回春の花フォトコンテスト:入選
占部さん作品
【舞鶴公園】咲き始めた紅梅のバックに白い光のボケを配してクローズアップで撮影。


【筥崎宮 神苑花庭園】寒さよけのわら帽子の中で咲く冬ぼたんにレンズを向ける占部さん。

舞鶴公園内にあった平和台野球場跡地。1987年末、「古代アジアの玄関口」とされる鴻臚館(こうろかん)遺跡が球場改修工事中に発見され、野球場取り壊し後の現在も発掘作業が行なわれている。

能古島よりヤフードーム方面を臨む。

【筥崎宮(はこざきぐう)神苑花庭園】

 福岡市の中心「天神」より地下鉄で10分足らずの地にあるその本宮は、筥崎八幡宮とも称し、大分の宇佐、京都の石清水両八幡宮とともに日本三大八幡宮といわれています。平安時代のはじめ、延喜21年(921年)に醍醐天皇は、ご神託により大陸・玄界灘に面したこの地に国家鎮護のため壮麗な御社殿を建立し、延長元年(923年)御祭神を移し祀ったと伝えられています。
 地下鉄の地上出口に出ると目の前に、四季を通じて様々な花が楽しめる筥崎宮 神苑花庭園があります。豊臣秀吉が天正15年(1587年)にここで大茶会を開いてから400年を記念して昭和62年に開園しました。1月の冬牡丹から始まり、しゃくやく、ゆり、菊と年間を通して庭園を花々が飾ります。また本殿横には、初夏に60種・3500株にもおよぶ紫陽花が楽しめる「あじさい苑」もあります。

【福岡市動植物園】

 福岡市中心部よりやや南に下った閑静な住宅街に位置する福岡市動植物園は、緑豊かな総合レクリエーション施設。現在、野外・温室内合わせ約2600種の植物の展示を行なっています。温室内は様々な植物の生育環境に対応できるように工夫され、熱帯の花木・果樹や世界のランを展示しています。
 また、年間を通して園芸講座が開かれ、植物の手入れ・管理をはじめ、写真基礎講座もなども行なわれ福岡市民に広く親しまれています。

【舞鶴公園】

 舞鶴公園は天神から歩いて15分のところにあり、公園のシンボルは福岡城跡。福岡城は慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけ黒田長政が造った城で、別名舞鶴城と言われています。
 春にはお城の石垣に桜の花が彩りを添えて多くの人で賑わいます。園内には、陸上競技場などのスポーツ施設が整備され、桜のほかに梅、ぼたん、しゃくやく、フジ、ツツジ、ショウブ、ハスなど、四季折々の花が咲きます。隣接して大濠公園や福岡市美術館があり、「歴史と文化とスポーツと憩い」の公園として多くの方々に四季を通して利用されています。

占部さん作品
春には能古島の菜の花畑越しに、博多湾内を行き交う船が見える。

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