【嵯峨野/佐野藤右衛門氏の庭にあるしだれ桜】「桜宅急便」見事な枝垂れ桜なので満開になると朝早くから観光客やカメラマンで一杯になります。この写真は五分咲きの早朝に、偶然郵便配達のバイクと出会いました。
■カメラ:キヤノンEOS 5D レンズ:24-70mm F2.8L |
【嵐山】「賑わいのあと」お客さんが帰った後のボートを手前に配置して嵐山渡月橋を撮影。風でボートが揺れていたのでISOを800に設定してピントを重視。
■カメラ:キヤノンEOS 20D レンズ:17-40mm F4L |
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【洛西竹林公園周辺】
京都市の嵯峨野から長岡京市までの地域は、昔から筍の産地として知られていました。その真ん中に位置する洛西の丘陵地帯では、洛西ニュータウンの建設により多数の竹林が伐採されました。残る竹林を保護する声が高まり、「洛西竹林公園」が昭和56年に開園。
竹をテーマにした「竹の資料館」と、遊歩道を散策しながら竹や笹の生態を観察できる「生態園」があり、日本国内はもとより世界的にも知られた竹林公園です。撮影には公園内よりも、竹林の様々な表情が楽しめる周りの竹林がおすすめ。地元のアマチュアカメラマンにも人気の撮影スポットとなっています。
【桂離宮門前】
京都駅のほぼ真西の桂川の西岸にあり、江戸時代の1615年頃から数十年かけて完成したと言われている別荘庭園。災害に遭っておらず、創建当時の姿を遺し、庭園と建築が見事に融合しています。
桂離宮の参観には事前申し込みが必要ですが、門前の庭もよく整備されており、立派な枝振りの松など歴史を感じる樹々があります。中でも竹垣や緑をバックにした秋の紅葉は見事です。
【嵯峨野/広沢池(ひろさわのいけ)】
広沢池は平安時代の中期に、遍照寺を建立した時に庭園の一部として造られました。その後、寺は次第に荒廃し、移転してしまいました。残された池は明治時代の遍照寺の住職が中心になり、地元の人々の協力で修復されました。師走に入ると池の水を抜いて「鯉揚げ」という収穫行事を行なって鯉を収穫。鯉は京都市内の料亭や一般の人たちに販売されます。
池の周囲には京都市内では珍しく、のどかな田園風景が広がり、春になると桜並木が遍照山をバックに咲き誇ります。また、池の東側には桜の保存や普及に力を入れ『桜守』と呼ばれている佐野藤右衛門氏の庭があり、そこのしだれ桜も見ごたえがあります。
【嵯峨野/嵐山】
古来よりの景勝地で、平安時代には貴族の舟遊びが盛んに行なわれていました。嵐山の中心部を流れる桂川にかかる渡月橋は嵐山のシンボル。あまりにも有名な観光地ですが、春の桜にはじまり秋の紅葉まで、毎月様々なお祭りや行事が開催され、その魅力が尽きることはありません。
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