村上さん作品
【椋浦海岸】「法楽踊り」
 
 

村上さん作品
【大浜崎灯台】


村上さん作品
【内海造船因島工場】「進水式」


大浜崎灯台/大浜港

 因島大橋がかかる海峡を「布刈(めかり)瀬戸」と言い、その海峡の目印として明治27年より船の安全を見守ってきました。橋をバックに青い海原を行きかう船と白亜の灯台の絵は秀逸です。灯台のそばには土木学会選出の土木遺産、「灯台記念館」(旧大浜崎船舶通行潮流信号所)があります。
 また、この大浜崎にはキャンプ場があり、夏はキャンプ客で賑わいます。
 さらに、橋をはさんだ先の大浜港は、200mほど前方にある八重子島(大小2つの島)の間から上がる朝陽を撮影するポイントとなっています。


椋浦海岸

 現在、因島椋浦町で毎年8月15日、因島外浦町で隔年の8月15日に行われている法楽踊りとは、村上水軍が出陣にあたり、配下の村々で戦勝を祈願し、士気を鼓舞するため行っていた行事が、江戸時代に入り、五穀豊穣や無病息災などを祈る行事となって、伝わったものといわれています。広島県無形文化財に指定されています。
 参加者は、浴衣、はちまき、手甲脚絆などを身につけ、刀と扇子を持ち、旗を中心にして輪になって、太鼓や鐘に合わせて「ナムアミデーボ」と唱え、「とんだ、とんだ」の掛け声で跳びはねます。

 



 
今回ご登場いただいた村上さんは、本格的に写真を撮り始めて約15年のキャリアです。当初はリバーサルフィルムで自然風景の撮影を行っていました。デジタルカメラを使い始めて4年ほど。「フィルムもデジタルも基本は同じです。フィルムで習得したことは、デジタルでも十分活かして撮ることができます」。とおっしゃる村上さん。
 また、デジタルカメラの使用に伴い、データの保存・整理には特に力を入れています。バックアップデータを取っておくことはもちろん、見やすく、探しやすいインデックスプリントもご自身で工夫されています。まだまだ写真を上手くなるために、フォトコンテストへの応募は続けていきたいとおっしゃいます。「応募するからには、作品に対する責任があります。僅かなブレや甘いピントなどがないものを応募しなければいけないと思います。キタムラグループのフォトコンテストは応募数も多く、その中で入賞することはとても価値のあることだと思います」。
 現在、よく使われているデジタル一眼がキヤノンEOS 5D、望遠効果を表現したい時には40D、また、夜間の長時間露光にはフィルムカメラで撮影。撮影目的に合わせて使用するカメラも使い分けています。これからも写真を撮り続け、納得いくものを応募していきたいとおっしゃっていました。


 
 
 

 



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