日本に写真が伝わってから170年近く経ち、戦後の高度成長期に合わせるように、写真が庶民の楽しみのひとつになっていきました。しかし、当時カメラはまだ高価なもので、報道カメラマンをはじめとしたプロや一部の愛好家のものでした。
現在では写真は誰もが気軽に楽しめるものになりました。その最大の理由がデジタルカメラの普及です。それにより、今まであまり写真と縁の無かった人たちも、難しい操作はカメラに任せ、自分が「きれい」「面白い」と思ったものにシャッターを切って、感動を素直に表現しています。
また、自分たちで撮影した写真を見せ合ったり交換したり、インターネットのブログで公開するなど、写真を通したコミュニケーションのカタチはさらに広がっています。
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