写真が発明されて約160年。この間にさまざまな進歩を積み重ねながら、今フィルムの表現力は頂点を迎えたともいえます。そして、最近の写真界の大きな流れの中にデジタル写真があります。いまやカメラの主流となりつつあるデジタルカメラ。風景写真の第一人者である竹内敏信先生も、最近ではデジタルカメラを使った作品づくりにも取り組まれています。そこで、先生が感じられている銀塩写真とデジタル写真の違いについてお話を伺いました。また、アマチュア写真家への撮影時のアドバイスや写真の楽しみ方に関する貴重なご意見も頂きました。「第12回全国秋の彩フォトコンテスト」も近づいてきましたので、皆さんも先生のお話をご参考にされた上で、作品づくりにチャレンジしてください。 |
※なお、表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて竹内先生の作品です。 |
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たけうち
としのぶ
1943年愛知県生まれ。名城大学理工学部卒。愛知県庁勤務の後、フリーとなる。主として35ミリ一眼レフカメラを駆使し、鋭敏な感覚と的確なテクニックで自然の映像化に挑戦しつづける。風景写真の第一人者として最も人気が高く、多くの写真コンテストの審査委員を務める。写真展、講演会など多数。アマチュアの指導にも力を入れている。主な写真集に「花祭」(誠文堂新光社)、「天地聲聞」(出版芸術社)、「天地風韻」(日本芸術社)、「水の変幻」(文一総合出版)、「芭蕉百吟」「燦(きらめき」(春陽堂書店)、「雪月花」(トーキョーセブン)、「櫻」「山櫻」「櫻暦」(出版芸術社)、「欧羅巴」(小学館)、「花風景」(日本カメラ社)、CD-ROMに「雪月花」(トーキョーセブン)、「風景遺産」(シンフォレスト)などがある。日本写真家協会理事。東京工芸大学
日本写真芸術専門学校現代写真研究所講師。
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