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【遊泳】部原海岸は、なだらかな砂丘で、外海に直接面していて、程良く質のいい波が期待できてサーファーに人気のスポットだ。その上きれいな海で波が濁らないのが人気。
■カメラ：EOS1V レンズ：EF600mmF4 ×1.4 絞り：f5.6 シャッタースピード：1/300秒
フィルム：RDPIII PLフィルター・三脚使用 撮影地：千葉県勝浦市部原海岸 |
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【海鏡】5月のある晴れた大潮の干潮時、海原は鏡のように輝き、サーファーの白い足がとても印象的で、強調してとらえた。
■カメラ：EOS1V レンズ：EF17-200mm F2.8 絞り：f5.6 シャッタースピード：1/250秒
フィルム：RVP PLフィルター・三脚使用 撮影地：千葉県成東町本須賀海岸 |
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『生まれ育った房総の海と人』というテーマが膨らんでゆく。
その後ますます写真熱が高じて、外国への撮影会などにも参加するようになった飯田先生。さらに、1984年頃から竹内先生との交流が始まり、個人的に作品を見てもらうようになっていきます。
写真を始めた頃より、いつかはものにしたいと考えていた『海』というテーマが、竹内先生の指導により、形になり始めたのがこの頃でした。
「房総の海辺というのは平坦な場所が多く、画面構成が難しいですから、風景として撮るよりも、首都圏の人々が多く訪れる場所という特徴を生かして、"人と海“を撮ろうと決心したんです」。
飯田先生が追いかけるモチーフは、決して海ばかりではありませんが、先生にとって大好きな、大事なテーマなのです。
「海を遊び場として育ちましたから」。
海とは切り離すことができない、人の存在。
明るくのびのびとしたモチーフが多い作品の中でも、特に目を引くのが元気あふれる若者を間近で大きく捉えた作品です。先生とは親と子ほど年が離れているカップルやサーファーを被写体として、時には手が届くような距離から撮影しているのです。
「基本的に私は人が好きなのです。だから教師にもなったわけですから」。
隠し撮りなどはせず、基本的には全て事前に被写体となる人物の了解を得て撮影をするのが信条だとか。遠くて声が届かないサーファーなどには、後日できあがったプリントを海岸へ持っていき、本人や友人などに配って了解をもらっているそうです。
「房総の海を表現するのに、あなたの存在が切り離せないんだと、信念を持って説得します。経験とハートが大事ですね」。
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