カメラのキタムラ
Vol.49 2004 SUMMER
 
第11回全国春の花フォトコンテスト
ネガカラープリント・桜の部 
佳作受賞作品「ボタン桜」栗田洋蔵氏(ニコン D100)
「これまで銀塩フィルムタイプの一眼レフカメラを使っていたけれど、そろそろデジタル一眼の購入を考えたい」、また「コンパクトタイプのデジタルカメラから、より高機能なデジタルカメラへのスイッチを検討したい」など。いまデジタルカメラの話題はズバリ「一眼レフ」です。少し前までデジタル一眼は価格も高く、機種もあまり多くなく、どちらかといえばプロユースのカメラでした。しかし、現在はメーカー各社より次々と新機種が登場し、価格もお手頃になってきました。そこで今回から連載で、いま一番注目を浴びている『デジタル一眼レフカメラ』について取り上げていきます。
  フィルムカメラとの違い  
■構造
OLYMPUS E-1は静止画専用として開発された大型CCDを搭載する。
光を受け取る 撮像素子
デジタルカメラの心臓部と言われているのがCCDやCMOSといった撮像素子。撮像素子は、従来のカメラでのフィルムに相当し、レンズを通して入ってきた光を電気的な画像情報に置き換えます。
画像データを確認する 液晶モニタ
撮影直後でも撮影画像の確認ができ、各種撮影メニューの設定変更もおこなえます。例えば、露出補正効果の確認をしたり、連写やスローシンクロ機能の切り換えなどができます。


1.8型・約13万画素という高解像度の大型液晶モニタを持つNikon D70。
画像データを保存するメモリーカード
撮像素子でつくり出された画像情報を記録するのがメモリーカード。フィルムと異なり、失敗作はその場で消去してすぐに撮り直すことができます。また、メモリーカード内に記録してある画像をパソコンやCD‐R等に移し換えられるので、繰り返し使うことができます。

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