カメラのキタムラ
Vol.50 2004 AUTUMN
撮影名所を歩く ぶらりわが町  

田村さん作品
双子公園
一部小高くなった休憩所があり、そこから走り出そうとするサイクリストの姿。急いでカメラを構えたため、当初飛行機雲には気づかなかったとか。

田村さん作品
吉高の大桜
冬の大桜。背景の流れる雲と相まって、寒さ、静けさが伝わってきます。
【佐倉城址公園】
 公園内にある国立歴史民俗博物館の駐車場から裏手の窪地におりると、スイレンの葉でびっしり埋め尽くされた「姥(うば)が池」があります。ほかにも巨木あり、桜の庭園あり、梅林ありと、年間を通して被写体には事欠きません。
 田村さんによると、早朝のモヤを狙うといいとのことでした。


【佐倉ふるさと広場】
 印旛沼湖畔にそびえ立つオランダ風車が目印です。
 風車の周囲には、春ならチューリップ、秋ならコスモスと季節ごとの花が植えられ、大空をバックに異国情緒あふれる景色です。

【吉高の大桜】
 印旛沼周辺の撮影スポットとしては、すっかりメジャーになった吉高の大桜。
 畑の真ん中にポツンと、そして大きな円を描いて優雅にそびえ立つ、樹齢300年以上といわれるヤマザクラはまさに最高の被写体。
 田村さんはこの桜の作品で、見事入賞を果たしています。
 ただ問題はここが私有地であること。
 ここには桜の開花シーズンになると、多数のカメラマンが訪れ、その中にときおりマナーの悪い人がいるのが残念だと、田村さんはおっしゃいます。ここへ到る道も狭い上、充分な駐車場もありません。
 近隣の住民の方に迷惑をかけないよう十分注意を払い、いつまでも撮影を続けさせていただけるよう心がけたいものです。

 やはり地元ならではの、隠れたスポットがたくさんあるものです。
 皆さまもいま一度、お住まいの近場に目を向けてみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるのでは?
佐倉城址公園
広い公園内には様々な植生があり、見所たくさん。
佐倉ふるさと広場
佐倉ふるさと広場のオランダ風車。8月恒例の国際花火大会では、一帯が全て観客で埋め尽くされます。
県立印旛沼公園
見所は印旛沼を一望できる展望台。慣れた足どりで歩く田村さん。
   
田村さん作品
吉高の大桜
カメラのキタムラ「四季のフォトコンテスト2004・春」入賞作品の吉高の大桜。深夜の月と、早朝の桜との多重露光により、幻想的な作品に。
 
今回、田村雅彦さんをご紹介いただいた、カメラのキタムラ成田店天玉店長(右)。

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