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【バーマン(フランス産のビルマ猫)】
食事と運動の後、すぐに眠ってしまいました。上向きのあどけない寝顔を撮影したくて、小さな箱に入れてみました。
■カメラ:ニコンF5 レンズ:ニッコール105mm マクロ 絞り:f16 シャッタースピード:1/125秒 フィルム:フジクロームプロビア100F スタジオストロボ3灯ライティング 撮影地:千葉県木更津市 |
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動物を撮りつづけるうちに、
その魅力に惹きつけられた。
―――先生が、動物写真家になったのはどのようなことがきっかけになったのでしょうか?
私がカメラマンとして駆け出しの頃に「愛犬の友」という雑誌を発行している出版社にカメラマンとして勤めたのがきっかけでした。
でも正直申しますと、私自身小さい頃から、たくさんの鳥や猫など動物に囲まれて暮らしてはいたのですが、どうしても動物を撮るカメラマンになりたかったわけではないんです。それにペットを取り巻く環境は、現在とはかなり違いそれほどメジャーな世界ではありませんでした。
当時はまだ、カラーフィルムが貴重な時代でした。雑誌も今と異なり、カラーページが少なく、モノクロでの撮影が主で、表紙のカラー写真を任されたときは、うれしい半面、緊張したのを覚えています。
それに、今だと考えられないかもしれませんが、機材・フィルムともに現在のように小型で高性能なものが無かったので、4×5サイズのカメラで動物を撮影していました。 |