“スマホト”ならぬ“スマムビ”にチャレンジしよう!
2012.10.02 UP
結婚式や運動会の思い出って、写真だけでなく、動画でも残しておきたいですよね。
でもムービーって、写真よりも難しそう…。
そこで今回は、スマートフォンでのムービーの撮り方を、プロカメラマンの榎本茂義さんに教えてもらいました!
ムービーは撮影対象の近くで撮る!
まず、ムービーで注意したいのが「手ブレ」。
スマートフォンはグリップや専用のストラップがついていないので、手元が安定せず、手ブレしやすくなります。
脇をしめて安定させる方法もありますが、ムービーの撮影中にずっと脇をしめているのは難しいですよね。
そこで試してほしいのが、撮影対象の近くでの撮影。
対象物が遠くにあるよりも、近くにあるほうが画面で見たときにブレを感じにくくなるんです。
また、近くで撮ることで、何を撮っているのかが明確になります。
逆に対象物が遠いと、何を撮っているのかが不明瞭で退屈な動画になりがちなので、注意しましょう。
グッと近寄って撮ると、瞬間の表情も逃さずにとらえやすくなりますよ
撮影対象の目線で撮る!
特に、子どもやペットを撮影する際は、目線の位置を撮影対象と合わせると、グッと臨場感が増します。
大人の目線から撮ると、似たような映像や構図になりがち。
しかし、目線を合わせるだけで、子どもやペットの顔の向きや視線の位置に変化が生まれ、バリエーションが広がるんです。
また、目線を合わせると顔が見えやすくなるため、表情をしっかり収められるというメリットもありますよ。
立った状態から撮ると、上からの画ばかりになってしまいがち。対象が遠くなるので、手ブレもしやすくなります
対象と同じ目線で撮ると、正面や横顔など、さまざまな表情を残せます。また、臨場感もグッと増します
撮影対象だけでなく周囲の環境も撮る!
最後は、思い出に残りやすいムービーの撮影方法をご紹介しましょう。
ほとんどの人はムービー撮影をする場合、最初から最後まで、撮影対象となる人物や風景からカメラを外さないように撮ると思います。
しかし、ここはあえて対象物から視点を外してみましょう。
たとえば、カフェなどで対象物となる料理を映す前に、店内や町の様子を撮影してから、カメラを料理に移動させます。
そうすることで、対象物だけでなくその場の状況もムービーに残り、観返したときに思い出しやすいムービーになるでしょう。
ちょっとカメラを動かすだけで簡単にでき、ムービーをおしゃれな雰囲気にもしてくれる手法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
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お店などでは、いったん店内を撮ってから料理にズームするとGOOD!
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