スマホ写真でフィギュアを作ってみよう!
2013.10.01 UP
スマホで撮影した写真を、印刷したりアルバムにしたりする人は多いはず。
実は、写真をもとにフィギュアにしてくれるサービスがあるのを知っていますか?
今回は、スマホ写真からリアルなフィギュアを作れるサービス「FOTOFIG」を紹介します。
3Dプリントオリジナルフィギュアが作れる「FOTOFIG」
「FOTOFIG(フォトフィグ)」
http://fotofig.izanagi3d.com/
スマートフォンで撮った写真を使い、そのままスマホから注文できるウェブサービス。
注文は簡単で、フィギュアにしたい被写体を前後左右から撮った4枚の写真を用意したら、「FOTOFIG」ホームページの依頼フォームから注文するだけ。
専用のスタジオに行ったり特別な機械を用意したりする必要はないので、どこからでも注文できるのも魅力です。
価格は、3Dデータ作成だけで39,800円。
3Dデータ作成+3Dプリントフィギュア(150mm以内)で、49,800円。
3Dデータ作成+3Dプリントフィギュア(200mm以内)で、59,800円。
3Dデータ作成+3Dプリントフィギュア(250mm以内)で、74,800円。
誰でも手軽に3Dフィギュア化を楽しめるように開発された「FOTOFIG」
写真を送るだけでできる3Dフィギュアとは、どのような技術で生まれているのでしょうか? 「FOTOFIG」を運営しているハウスオブハートの西村太志さんにお聞きしました。
――写真をどのように立体化しているんですか?
西村さん(以下、西)「送付いただいた写真をもとに特殊技術を利用し、弊社の敏腕CGクリエイターが3Dデータ化しています。詳しくは秘密です」
――企業秘密なんですね、残念。ところで、なぜ3Dフィギュアを作ろうと思ったんですか?
西「もともと3Dやサービス開発の仕事をしていたのですが、3Dスキャン(※)を利用したフィギュア作成サービスが出てきたときに、写真を飾るような感覚で、子供の成長記録や家族の思い出をフィギュアとして残せる可能性を感じたんです。しかし、3Dスキャンだと専用機器が必要だったり長時間静止しなければならなかったりと手間がかかり、高価だったので、なかなか手が出しづらいと思いました。そこで、写真から作成できるよう独自の技術とネットワークを生かして開発したのが『FOTOFIG』です」
――なるほど。確かに、3Dスキャン中の15分程度動かないでいるのは辛いですよね。
西「そうなんです。写真であれば、すぐに動いてしまうペットや赤ちゃんのフィギュアも作れます。3Dスキャンでは不可能な過去の偉人も、『FOTOFIG』なら技術的には立体化できます」
※専用スキャナを使って被写体を全方位から読み取り、立体化する方法。読み取り時、被写体は10分程度静止している必要がある。
――クオリティの高いフィギュアを作るためのポイントはありますか?
西「情報源となる写真の画質がフィギュアの品質にも大きく影響するので、撮影時は手ブレと影に注意してください。顔などの重要な部分が影で暗くならないように撮ると、フィギュアのクオリティも上がります」
――なるほど。利用者の方からも、絶賛の声が多いのでは?
西「『本当に似ている』、『本人がミニチュアかしたよう』というように、驚きやお褒めの言葉をたくさんいただいています。おもちゃと並べて、まるで子供が小さくなってしまったような不思議なシチュエーションの写真を撮るなど、様々な楽しみ方もされているようです」
――最後に、今後の展望を教えてください。
西「写真のように節目節目でフィギュアを作って、家族で眺めて楽しむ…そんな素晴らしい文化を作っていけたらうれしいです。また、『FOTOFIG』を含むIZANAGI3Dブランドでは、写真以外にも好きな言葉や名前をもとにオリジナルアイテムを作れるサービスを展開していく予定です」
まさかスマホ写真から立体のフィギュアが作れるとは、驚きですよね。
子供の写真なら、七五三の晴れ着姿や入学式の制服姿などの記念の瞬間をフィギュアにすると、より思い出が鮮明によみがえるかもしれません。ペットのフィギュアを作って、玄関などに飾ってもかわいいでしょう。
少し費用はかかりますが、きっと一生モノの宝物になるはず。思い出を3Dで残してみませんか?
- ※掲載されている製品・サービスは、2013-10-01 現在の情報になります。
- ※スペック情報、価格は万全な保障を致しかねます。詳細については、各メーカーにお問い合わせください。