スマホをリモコンにして、Wi-Fiデジカメで撮影してみよう！

2014.03.04 UP

最近のデジタルカメラは、素人でもプロ並みの写真が撮れる高品質なものばかり。
だけど自分撮りや、集合写真でのセルフタイマーって、たまに失敗しちゃうことがありますよね。
そんな時に使いたいのが、デジカメのWi-Fi機能。Wi-Fiでデジカメとスマホを接続すれば、スマホをリモコンのように使うことができるんです。
今回はWi-Fiデジカメ「LUMIX GM」を例に、新しい形の撮影方法を紹介します。

「集合写真」や「自分撮り」でもう失敗しない!?

「セルフタイマーで集合写真を撮ろうとしたけど、タイミングが合わず、いい表情が撮れなかった」「自分撮りをしようと思ったら画面に入っていなかった」…こんな経験はありませんか？　そんな時に役立つのが、デジカメのWi-Fi機能です。

Wi-Fiを介してデジカメとスマホを接続すれば、デジカメのレンズが写している画面や操作キーがスマホの画面上に表示され、リモコンとして使うことができるんです。
カメラの位置を固定した状態で、レンズに写っている画面を見ながら構図を決められるので、集合写真や自分撮りがグッと簡単になりますよ。

また、セルフタイマーのように、撮影のタイミングが合わせづらいということもありません。
時間制限がなく、ベストのタイミングでシャッターを切れるのが大きなポイント。セルフタイマーをセットした人がシャッターのタイミングに間に合わなかったり、写る全員が表情を作れていなかったりという失敗も、これで少なくなります。
たとえば動物園に行って、動物と一緒に写真を撮ろうと思った時、セルフタイマーだとなかなかタイミングを合わせることができません。しかしスマホをリモコンにして、レンズに写っている画面を見ながら撮れば、しっかりタイミングを合わせることができます。

ちなみに今回使用したデジカメは、「LUMIX GM」。シンプルなデザインでボタンも必要最低限に抑えてあり、ミラーレス一眼でありながらコンパクトデジカメと同程度のサイズなので、女性でも使いやすいモデルです。「16M Live MOSセンサー」や「ヴィーナスエンジン」を搭載しているため、被写体の質感を見たまま、隅々まで細かく写し出すのが特徴。

リモコン操作だから「手ブレ」の心配もなし！

デジカメで撮影するときに気になるのが手ブレ。手ブレ補正がついていても、シャッターボタンを押す力や勢いで、ブレてしまうことがあります。

しかし、スマホをリモコンにすれば、デジカメのシャッターボタンを押す必要がないので、ブレる心配がありません。撮る構図を決めたらデジカメを固定し、スマホでシャッターを切ればOK。
特に、被写体に寄って撮るときはブレやすくなるので、このWi-Fiを使ったリモコン機能が重宝するはずです。

スマホやパソコンへの転送、SNSのアップロードも簡単

Wi-Fiに接続することで、スマホをリモコンにするだけでなく、デジカメで撮った写真をスマホに保存することもできるんです。
わざわざ一旦パソコンに移したり、メモリーカードを入れ替えたりする手間が省けるので、デジカメの利用頻度も上がりそうです。
また、スマホに保存できると、写真の加工や印刷もますますラクになりますよね。