2013年を“ひかり”輝く年にしよう!自然光を上手に使った撮影テク
2013.01.08 UP
自然光を生かした撮影方法をプロのカメラマン監修のもとレクチャーします
スマートフォンでの撮影は、外で撮ることも多いですよね。
今回は、そんなときに使える「自然光」を活用した撮影方法を紹介します。
2013年もテクニックを使って、撮影に挑戦してみてくださいね。
顔写真撮影は太陽が真正面に来ないように注意!
屋外での顔写真撮影は、晴れた日に撮るとキレイな仕上がりになりますが、太陽の向きが重要なポイント。
被写体の正面に太陽が来ないようにしましょう。
被写体の真正面に太陽があると、眩しくて目を細くしてしまうことが多くなります。
せっかく明るくキレイな写真が撮れても、表情が険しくては意味がありませんよね。
そこで、太陽が被写体の斜め前になる位置を心がけてみましょう。
自然光を生かした明るさは残したまま、被写体が目を細めることなく撮影できます。
自分撮りでも記念写真でも使えるテクニックです。
活用して、人物もキレイに撮ってあげてくださいね。
木漏れ日を利用して“スポットライト風”写真に
よく晴れた日には、「木漏れ日」を活用すると、なんとも幻想的な写真が撮れます。
方法は、木漏れ日が当たっている場所を狙って撮る!
撮りたい対象に木漏れ日を当てるのは難しいですが、撮る位置を変えたり太陽が動くのを少し待ったり、工夫してみましょう。
見事に木漏れ日が当たる場所や瞬間があるはずです。
そこを見つけたら、あとはシャッターを押すだけ。
木漏れ日が降り注いでいる部分だけ、スポットライトが当たっているような不思議な写真が撮れるはずです。
光と影をうまく使うと、加工しなくてもアーティスティックな写真が撮れるんですよ。
普段の日の出もドラマチックに撮れる!?
スマートフォンなら、ご来光スポットでなくても日の出を美しく撮れるんです。
日の出の撮影で大切なのは、ピントを合わせる位置。
昇ってくる太陽のすぐそばの空にピントを合わせましょう。
すると、どうでしょうか。
自宅の屋根からのぞく太陽を撮っても、屋根が真っ黒に写るため、まるで遠くの山から太陽が昇っているような写真になるんです。
屋根にピントを合わせないように注意。
写真全体が明るく写って屋根がはっきり見えてしまうので、情緒がなくなってしまいます。
初日の出を撮り逃した人も、この方法で撮れば、なんだかご利益ありそうですよね。
撮影を終えて・・・
屋外での撮影は、やはり晴れた日のほうがキレイに撮れます。
さらに、自然光をうまく使えるとよりベストですよね。
たとえばひとつめのポイントのように、太陽の位置を少し意識することが大切です。
逆光にするか順光にするかで、写り方も大きく変わってきます。
いろいろ試して、求めている写り方を探してみてくださいね。
<監修カメラマン> 片桐圭さん