キラキラデコ大作戦!(3) キラキラデコのコツ、伝授します!
2012.01.17 UP
今回ご紹介するグッズ
協力:デコ電ストック(デコ電に必要な道具はこちらで全て揃います)
Emily デコシール(松山絵美さんデザインのデコシール)
ワンポイントシール 【ハート】 | ¥525(税込) 発売元/株式会社Decorative |
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Emily デコシール【チョコかけアイス】 | ¥3,654(税込) 発売元/株式会社Decorative |
マジカルピック212P | ¥483(税込)発売元/オージーテック有限会社 |
パーフェクトデコ | ¥420(税込) 発売元/CEMEDINE |
マジカルトレイFD | ¥294(税込)発売元/オージーテック有限会社 |
キラキラデコ大作戦!スマートフォンのケースを用意しよう
――デコをするケースはどんなものを用意すればいいですか?
松山絵美さん(以下、松山):ケースは必ずハードケースを用意してください。シリコン素材のケースやラバーのものはデコをしても落ちてしまいますから。
透明のケースを使う場合は、スマートフォン本体のデザインが響かないか確認してください。全体ではなく一部にデコをする場合、メーカーのロゴなどが大きく印字されていると、そのまま見えてしまいます。デコで隠れる部分ならいいのですが、見えるところが気になる方は白やカラーのケースを使うのもいいですね。
今回は本体のデザインもあまり気にならないので、透明のケースを使います。
――ケースへの下準備は何か必要ですか?
松山:最初にデコをするケースをアルコールで拭いて、油分を取り除いて下さい。油分があると接着剤もシールもきちんとくっつかないので。脱脂綿にアルコールを含ませて使っていますが、アルコールを含むウェットティッシュでもいいですよ。キュッキュッと音がするくらいしっかり拭いてくださいね。
カラーのケースもオススメ!下準備はしっかりと!
いよいよデコスタート!
――最初はシールを貼っていくんですよね?
松山:今回のデザインは、アイスクリームとハートのシールをメインに、周りにストーンを置いていくものなので、まずシールの配置を決めましょう。デザイン画を見ながら、どのあたりに貼ろうかな?と考えながら、バランスの良いところを探してください。
今回は透明のケースなので、ケースの下にデザイン画を置いて、シールを仮置きするのもわかりやすいですね。
――シールはどのように貼ればいいですか?
松山:シールを貼るときはなるべくピンセットを使ってください。接着面を手で触ってしまうと、指紋や油分が付いて粘着力が弱くなってしまいます。
シールはピンセットを使って丁寧に。
スワロフスキーを使ったデコにも挑戦!
――スワロフスキーはどれくらい用意すればいいですか?
松山:今回のようにアクセントに少しだけ使う場合でも、全面をデコする場合でも、違うサイズを織りまぜて使うとメリハリが出ますね。
デコに使うスワロフスキーの型番は2058(旧型番2028)で、サイズはSSという表記です。サイズはSS5、SS7、SS9、SS12、SS16、SS20、SS30、SS34まであります。
全面を埋めるデコの場合は、SS12とSS16をメインにしてSS5やSS7で隙間を埋めたらどうですか?とオススメしています。
今回のようにケースに散らすようなデザインなら、SS16やSS20の大きいストーンを使うと可愛く仕上がりますよ。
小さいサイズであれば1パック80~100粒で販売されているので、モチーフをひとつ作ろうと思ったら、最初は3サイズを1パックずつ持っているといいですね。
――ストーンの選び方のコツは?
松山:失敗しないのは、同系色のストーンを選ぶことだと思います。色々な色をたくさん使うのは勇気がいるので…。
仮置きでケースの上にストーンをいくつか並べてみて、この色は合う、この色は合わないというのを見てみるといいですね。ピンクと白など、一般的に相性にいい色はスワロフスキーでも同じなので、そういう組み合わせを見つけていくといいと思います。
テーマによっても変わりますよね。レトロ風にするとか、パステルカラーでまとめるとか。
スワロフスキーにはたくさん綺麗な色のストーンがあるので、好みの色を探してみてくださいね。
――ストーンを上手に貼るにはどうしたらいいですか?
松山:接着剤は少しずつ紙などに出してから、先端を潰した爪楊枝を使ってケースに乗せていきます。接着剤の量はストーンの直径の半分位を目安にしてください。
接着剤が多すぎると、後でストーンを押さえたときにはみ出てしまいます。後ろから見た時に、接着剤がストーンからはみ出さない大きさがコツですね。
ストーンを貼るときは、大きいものから順番に、右利きの人は左側から右側へ置いていくのがポイントです。接着剤が乾く前に右手で触って動かしてしまうことがあるので。
大きいストーンはピンセットで、小さいストーンはマジカルピックを使って置いていきます。
サイズ豊富なストーン。接着剤は紙に出してから。
接着剤はストーンからはみ出さないように。
あとがき&次回予告
『キラキラデコ大作戦!』第3回、デコ本番です!
ケースの下準備、シールの貼り方をはじめ、キラキラデコの真髄・スワロフスキーを使ったデコレーションのポイントなど、デコのコツをたくさん聞かせていただきました。
次回はとうとう最終回!この可愛いデコケースを仕上げていきます。
最終回のテーマは『完成!自分だけのキラキラデコスマホ!』。1月31日(火)の更新をお楽しみに!
監修:デコレーションアーティスト 松山絵美さん
作品理念は『デコをアートに高めること。』
多くのものを見て感じて作りだされた「Only One」の作品はオリジナリティに溢れ、定評があります。現在は、デコレーションアーティストとして、ショップでの施術、イベントプロモーション、雑誌の監修・寄稿、TV・PVの撮影協力、企業などのノベリティ作成を中心に活動しています。
松山絵美さんは「supported by CREATE YOUR STYLE with CRYSTALLIZED(TM) - Swarovski Elements」として、スワロフスキー社と契約したアーティストです。
2009年スワロフスキー社主催のコンテストでグランプリ。
2010年村上隆主催GEISAI#14で審査員特別受賞。
スワロフスキー社とアーティスト契約し、デコレーションを広げる活動をしています。
Decorateホームページ:
http://www.decorate.co.jp/
- ※掲載されている製品・サービスは、2012-01-17 現在の情報になります。
- ※スペック情報、価格は万全な保障を致しかねます。詳細については、各メーカーにお問い合わせください。