スマホの電池を長くもたせるには?
2013.03.12 UP
インターネットで調べものをしたり、ゲームアプリで時間をつぶしたりしているうちに、電源が切れてしまった!!
そんな経験のある人も、多いのではないでしょうか。
今回は、「電池の減りが早い」というスマートフォンならではの悩みを解消する、賢い使い方をご紹介しましょう。
まずは不要なセンサーやデバイスを無効にすべし!
スマートフォンが、従来の携帯電話に比べて電池の減りが早い理由は、豊富な機能やセンサーが搭載されているから。
たとえば、スマートフォンにはWi-FiやBluetoothなど、携帯電話にはなかった機能が搭載されていますよね。
これらの機能は、使用していないつもりでも勝手に動いていることがあります。
そして動いている間中、ずっと電池を消耗するため、減りが早くなってしまうんです。
それを防ぐためにも、「使っていない機能を無効にする」ことが大事。
Androidの場合
機種にもよりますが、一般的には、「設定」アイコンからWi-FiやBluetooth、GPSの有効・無効の切り替えができます。もしくは、ホーム画面のアイコンがない場所で長押しし、「ウィジェット」をタップしてから、「Androidウィジェット」で「電源管理」を選ぶと、電源管理ウィジェットをホームに設置し、同様の切り替えが可能になります。
Androidでは、ディスプレイの上から下にスワイプすると、電源管理ボタンが出てくる場合も。ウィジェットと同じく、タップするだけで有効・無効を切り替えられます
iPhoneの場合
「設定」からWi-Fiや「位置情報サービス」をオフにすれば、無効にできます。
使うときに有効にし、使わないときは無効にする。
これだけでも、電池の消耗は抑えられますよ。
使っていないアプリもしっかり無効化!
機能に続いて、電池消耗の原因になりがちなのが「アプリ」。
皆さんは、アプリを起動した後に、きちんと停止させていますか?
停止しないと、起動したままずっと動き続け、知らない間に電池を消耗してしまうことがよくあるんです。
これを防ぐ方法は簡単。
Androidなら機種によりますがホームボタンを長押し、iPhoneならホームボタンを2度押しすることで、起動中のアプリが一覧で表示されます。
あとは、それぞれを選んで停止させていけばOK。
Androidの場合、ホーム画面のウィジェットを増やしすぎるのも禁物。
電源を入れるたびにウィジェットが動き始め、電池を消耗してしまいます。
アプリもウィジェットも必要最低限に抑えることで、電池の持ちがよくなりますよ。
iPhoneでホームボタンを2度押しすると、起動中のアプリの一覧が下段に表示されます。この状態でアイコンを長押しすると、アイコンの左上に「-」ボタンが出てくるので、ここをタップすればアプリを停止できます
「充電」の仕方でバッテリーの寿命も変化する!?
使用中のケアも大切ですが、電池を長くもたせるためには、充電の方法にも注意が必要です。バッテリーを劣化させたり、電池を消耗させないよう、下記の3点に気をつけましょう。
100%になったら充電をやめる
電池が100%を過ぎても、充電し続けることを過充電といいます。
この状態で放置しておくと、バッテリーは劣化してしまうので、充電が完了したら、なるべく早めにACアダプターやモバイルバッテリーから外しましょう。
頻繁に充電しない
スマートフォンに使われているバッテリーは、放電(電池が消耗すること)と充電を繰り返すことで劣化していきます。
つまり、「残り半分になったから、念のために充電しておこう」と、頻繁に充電すればするほど、劣化しやすいということです。
ベストはすべて使い切ってからのフル充電ですが、毎日行うのは難しいので、20%以下程度に消耗したら充電し始め、満タンになるまで待つといいでしょう。
充電中は使用しない
充電しながら、スマートフォンを使うのはおすすめできません。
充電と起動を同時に行うと、バッテリーは熱を持ちやすくなり、発熱状態が長く続くと、電池の劣化につながってしまうからです。
充電時は、なるべく触らないようにしましょう。
充電して100%になったまま放置してしまうことって、よくありますよね。こんなときは、たとえば、「SYS Activity Manager」(iPhone専用)や「Battery Doctor」(Android用)など、フル充電になったことを知らせてくれるアプリを使うのも、ひとつの手ですよ
あとがき
今回は、電池の消耗を抑え、長く使えるようにするテクニックを紹介しました。
知らずに使っていた方も、多かったのではないでしょうか?
せっかく手に入れたスマートフォンですから、バッテリーを大事にして、大切に使ってあげましょう♪
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