最新スマホ連携家電でこんなことが!
2013.12.10 UP
「スマホと連携して○○ができる」と謳う家電が続々と登場しています。
スマホから遠隔操作できるため、家にいなくても掃除したり空調を整えたりできるんです。
今回は、これから注目すべき最新スマホ連携家電を紹介します。
ロボット家電「COCOROBO RX-V200」で家電の遠隔操作が可能に!
シャープのロボット家電「COCOROBO RX-V200」は家電コントローラーを内蔵しているため、テレビやエアコンなどの家電製品を遠隔操作できるのです。
そのために必要なのが、スマホアプリ「ココロボ~ド」。
「ココロボ~ド」は、家族(招待したメンバー)同士で簡単にメッセージをやりとりできるコミュニケーションアプリです。COCOROBOが擬人化して現れ、家族のコミュニケーションに反応したり、呟いたりします。※1
さらに、このコミュニケーションのなかで、家電コントロールを可能にしています。外出先から家電シールを送るだけで、消し忘れたテレビをオフにしたり、帰宅直前に照明やエアコンをつけたりできるんです。
COCOROBO自身(ココロちゃん)からも、家電操作や部屋の温度変化などの報告も届くので、外出中も家の様子がわかります。家族で情報を共有しているので、誰かいつ遠隔操作をしたかもわかるのです。
家電はシャープのものだけでなく、赤外線リモコンで操作するものであれば登録して遠隔操作できます。※2
COCOROBOは自動掃除機としても活躍してくれます。
超音波センサーで部屋の広さ、ゴミの量、床の種類を検知し、運転時間と吸引パワーを自動でコントロールするので、きめ細やかな掃除が可能に。
掃除した後も、「ココロボ~ド」で掃除レポートを送ってくれるので安心です。
※1 COCOROBO専用アプリ「COCOROBO SQUARE」で「おそとモード」の設定をしておく必要があります。
※2 赤外線リモコン信号が登録できる家電製品。すべての機器を保証するものではありません。安全のため、やけどや火事の恐れがある機器(ヒーター類、液晶プロジェクターなど)のリモコン信号を登録し遠隔操作しないでください。
テレビ画面にスマホをかざしてクーポンをゲット!
富士通では、テレビやデジタルサイネージ(電子看板)にかざすことで、情報をゲットできる技術を開発。
テレビやデジタルサイネージの映像に人間の目では認識できない色の違いを埋め込み、スマホやタブレットとの通信を実現したのです。
技術を説明すると難しそうですが、具体的にはこのような利用方法が考えられるそう。
テレビ番組で紹介している商品やお店の情報の取得や、クーポンのダウンロード。デジタルサイネージから、映画やコンサートのチケット予約することもできるようになるそう。
かざすだけということは、わざわざスマホやPCで検索する手間が省けるので、よりスピーディーに情報を共有できるようになるというわけです。
まだ普及していない技術ですが、近い将来、身近なものになるでしょう。
白物家電と連携させて、家事をよりスマートに行おう
東芝では、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電をスマホと連携させるスマート家電システム「家電コンシェルジュ」がスタート。
エアコン「大清快」とスマホ連携で、外出先からエアコンを操作できます。帰る前にオンにしておけば、家に着いたころには快適な室温になるのです。室温が高温になるとメールでお知らせがくるなど、部屋の状態も教えてくれます。
冷蔵庫「ベジータ」と連携させると、庫内カメラの映像をスマホでチェックできるので、外出先でどの食材がストックされているか確認できます。買い物時に役立ちますよね。
洗濯機「ザブーン」とスマホを連携させておくと、洗濯終了時や乾燥フィルターが詰まったときにメールでお知らせ。洗濯物の放置を防げるので、洗い直しなどの手間が発生しません。
あとがき
今回は、最新のスマホ連携家電をご紹介しました。
どちらもSF映画の世界で見たような技術ですが、実際に現実になっているのです。
これが普及していけば、さらに便利でスマートな生活が送れるはず。
家電を買い替えようと思っている方は、参考にしてみてくださいね。
- ※掲載されている製品・サービスは、2013-12-23 現在の情報になります。
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